iOS9のAdblocking(広告非表示)機能は、ネット界に何をもたらすのか?

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先日開催されたWWDC2015。
次期モバイル用OSであるiOS9も発表され、様々な新機能が紹介された。

その中で紹介されなかった機能、Adblocking(広告非表示)機能がiOS9のウェブブラウザーであるSafariに実装されるという可能性があるという。

これが実現されると、ネット界に何をもたらすのだろうか。

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パソコンには、すでにAdblocking機能がある

ご存知の方も多いと思うが、パソコン(Mac含む)のウェブブラウザー、SafariやChrome、Firefoxには、すでにその機能がある。
アドオンなどとよばれる拡張機能を使って、広告をブロックすることは、現時点でも可能だ。

確かに、このブログも閲覧回数とAdSenseの表示回数には差があるから、広告非表示機能を使っておられる方も少なからずいらっしゃるということなんだろうな…

ただ、それはまだ一般化してないこと、スマートフォンには対応していないことが、今のところ大勢に影響を与えていない理由だろう。

スマートフォンでのウェブ閲覧がパソコンを上回り、しかもiPhoneシェア率が高い日本では、iOSにAdblocking機能が実装されれば、少なからず何らかの影響はあるだろうな。

ほとんどのメディアは広告で運営されている

テレビの民間放送が無料で見られるのは、企業が番組などに広告費としてスポンサー料を払っているからだ。
スポンサーを持たない国営放送(NHK)は、国民をスポンサー扱いして受信料を徴収している。

雑誌などもそうだ。
広告が入っているからあの値段で販売できるし、広告料だけで運営し無料で配布している雑誌もある。

ウェブサイトも広告収入で運営されている楽しいものもたくさんあるし、インターネットサービスも広告収入があるから無料で使える便利なものも少なくない。

僕たちが気づいていないだけで、ほとんどのメディアは広告収入で運営されている。
だからこそ無料で、あるいは安価でメディアやサービスを利用することができる。

テレビからCMをなくせ!、なんて人はいないのに、ネットの広告はなくしたいんだね。

そういえばAppleも、テレビCMには昔からけっこう力を入れてるけどね、キクチモモコとか…

AppleのGoogle潰しか?

Googleの売上高の90%以上は、何らかの広告収入だと言われている。
それがiPhoneやiPadなどiOS端末から絶たれれば、Googleに取っても少なからず痛手にはなるだろう。
AppleはGoogleとスマートフォンシェアで世界的に争っているので、こういう戦略に出ることも、ある意味当然といえるのかな。

WWDC2015でも、ことあるごとにユーザーの個人情報は端末内で管理されていて、Appleのサーバーには送られていないことを強調していた。
これはGoogleがユーザーの閲覧履歴やGメールでのやり取りを分析し、広告に反映させていることに対する牽制でもあるのかも知れない。

でも、ならばなぜWWDC2015で、この機能を大々的に発表しなかったんだろうね。
iOS9では広告のない美しいウェブサイトをご覧いただけます、ってやれば良かったのに…
何か理由があるんだろうな…

まとめ

このブログもGoogle AdSenseなどの広告を配置してるんだけど、正直なところほとんど収入にはなっていない(涙)。
だから、このブログが受ける影響なんて微々たるものだ。

そういう意味ではブログ運営者としてではなく、一ネットユーザーとして今回の件を判断てしまうんだけと、一見メリットがありそうな気はする。
広告ばかりで、どこに目的の記事があるのか分からないサイトも少なくないからね。

でも広告収入がなくなって楽しみにしていたブログが閉鎖されたり、便利だったウェブサービスが有料になったりするのは本末転倒だ。
やはり、いかなるメディアとっても、広告収入は必要不可欠なものなんだろうな。
ユーザーもそのあたりは理解するべきなのかも知れない。

てか、このシステムって、Appleにとってもメリットがあるのかな?

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