投稿のタイトルには、いつも頭を悩ませる…

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ブログを書いていて、いつも頭を悩ませるのが、内容もさることながら投稿のタイトルだ。
SEO的にはキーワードを入れると良いというが、僕はむしろカッコ良いタイトルをつけたいと思っている。

例えば、僕が好きな本にもカッコ良いタイトルがある。
いくつか挙げてみよう。

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月は無慈悲な夜の女王

言わずと知れたSF界の巨匠、ロバート・A・ハインラインの代表作のひとつ。

原題は「The Moon Is a Harsh Mistress」だから、直訳すれば「月は厳しい女王」くらいの意味だ。
「Harsh」は「厳しい」とか「荒々しい」くらいの意味なので、「無慈悲な」とは少し違う。
ましてや「夜の」なんて単語はどこにもない。
しかしこの小説のタイトルは、もう「月は無慈悲な夜の女王」以外に考えられない。

使っている文言といい、口にした時のリズム感といい、僕がもっとも好きなタイトルのひとつだ。

スローなブギにしてくれ

片岡義男の小説のタイトルには名作(?)が多い。
「いい旅を、と誰もが言った」や「ときには星の下で眠る」、「俺のハートがNOと言う」、「味噌汁は朝のブルース」、「愛してるなんて とても言えない」など、枚挙に暇がないとはこのことだ。

タイトルを見ただけで、物語の奥行きがグンと広がる。
もちろん内容も日本人離れした(?)、翻訳小説を読んでいるような乾いた雰囲気が良い。

「スローなブギにしてくれ」は主人公の最後のセリフで、ちょっと切ない青春小説だ。
映画化もされたから、オーバー40くらいの人はタイトルくらいは聞いたことがあるんじゃないかな。
同タイトルの南佳孝の曲は、この映画のテーマソングだ。

さらば愛しき女よ

米国を代表するハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの代表作のひとつ。

原題は「Farewell, My Lovely」なので、ほぼ直訳に近い。
だから少し前まで、これを名タイトルだとは思ってなかった、村上春樹版が出るまでは。

村上春樹版の翻訳タイトル「さよなら、愛しい人」を見た時、僕はひっくり返りそうになった。
物語の雰囲気といい、語感といい、これは「さらば愛しき女よ」以外に考えられないと、改めて思った。

そう考えると、村上春樹の小説のタイトルって、そのままだったり捻りがないものが多いな…
僕が好きなのは「回転木馬のデッド・ヒート」くらいかな…
でも小説自体は好きだ。

まとめ

僕は文筆家を目指しているわけでもないし、これはただの個人ブログだ。
だから名タイトルを付ける必要などない。
むしろSEO的に工夫して、少しでも多くの人に読んでもらえることを考えるべきなんだろう。

でも、このブログ自体のタイトル、「電脳鼠『改』」っていうのも、どうなんだろうね…
今さら変えるつもりはないけど…

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