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Kindle Paperwhiteで自炊したPDFファイルを読む2つの方法

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Kindle PaperwhiteはKindle形式(.MOBI、.AZW)はもちろん、Microsoft Word(.DOC、.DOCX)やHTML(.HTML、.HTM)など各種ファイル形式に対応している。
自炊*1の主流フォーマット形式である、PDFファイルも読み込むことができる。

PDFファイルを表示するには、まず本体にファイルをインストールする必要がある。
それには、直接コピーする方法と、パーソナル・ドキュメントに登録しダウンロードする方法がある。

直接Kindle Paperwhiteにコピーする

Kindle Paperwhiteは、パソコン(Mac)とUSB接続することで外部ストレージとして認識される。
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開くと中に“documents”と“voice”の2つのフォルダがある。
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documentsにPDFファイルをドラッグ・アンド・ドロップすればKindle Paperwhiteで認識され読むことができる。

Amazonドキュメントにメールで送る

Amazonに登録しているEメールアドレスから、受信専用のEメールアドレスにPDFファイルを送信することで、Amazonのクラウドサービスのひとつ、パーソナル・ドキュメントに登録されKindle Paperwhiteにダウンロードして読むことができる。

受信用のEメールアドレスは、Amazonのアカウントサービスにログイン > デジタルコンテンツの管理の[コンテンツと端末の管理]
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[設定]> パーソナル・ドキュメント設定に記載されている。
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試しに自炊した「風の歌を聴け」を送信してみよう。
[パーソナル・ドキュメント設定]の[Send−to−Kindle Eメールアドレスの設定]に記載されているEメールアドレスに、[承認済みEメールアドレス一覧]に記載されているEメールアドレスから送信する。
PDFファイルを添付するだけで、件名*2・本文は必要ない。

送信後、[コンテンツと端末の管理]で表示のプルダウンメニューから[パーソナル・ドキュメント]を選択。
登録されていた。
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Kindle Paperwhiteからも確認できる。
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これでいつでもダウンロードできる。

まとめ

パソコンから直接Kindle Paperwhiteにコピーする方法は簡単だが、端末から削除してしまうと再び同じ手続きでコピーする必要がある。

一方、メールで送信する方法は多少手間ではあるが、パーソナル・ドキュメントに一度保存してしまえば、通信環境にあるかぎりいつでも何度でもダウンロードすることができる。

長い目で見ればメールでパーソナル・ドキュメントに保存するほうがイイだろう。

また、以前はSend to Kindleというアプリでパーソナル・ドキュメントに転送する方法もあったのだが、いつからかAmazon.com(米国のAmazonアカウント)でないと使えなくなった
転送する段階でタイトルや著者名も編集できて便利だったので、ぜひAmazon.co.jp(日本のAmazonアカウント)でも使えるようにして欲しいところだ。

自炊*1 個人所有する書籍を自分で裁断・スキャンしてデータ化すること。

件名*2 件名を“変換”とすることで、Kindleフォーマットに変換することも可能。