タダだから読まないともったいない!! 著作権フリーの江戸川乱歩の名作をKindleで楽しむ!

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日本の書籍は作者の没後50年経つと著作権が消滅し、誰でも複製し販売することも可能となる。
そんな書籍の一部が、Kindleでは無料でダインロードすることができる。

今年(2016年)から江戸川乱歩の作品が著作権フリーになり、その対象になっており無料で読めるようになっている。

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二銭銅貨

乱歩の処女作。
松本清張も絶賛したという、“あの泥棒が羨ましい。二人のあいだにこんな言葉がかわされるほど、そのころは窮迫していた。”という書き出しは、あまりにも有名だ。

ジャンルとしては暗号解読もので、後の乱歩作品特有ののグロテクスさは少なく、推理小説としての側面が強い。
初めて読む人にも薦めやすいんじゃないかな。

乱歩に興味がある人だけでなく、ミステリーファンにも必読の作品だ。

D坂の殺人事件

日本を代表する私立探偵のひとり、明智小五郎の初登場作品だ。
この作品ではまだ私立探偵ではなく、汚いなりの貧乏学生で、雰囲気は金田一耕助に近い。

しかも主人公というよりは、語り手の“私”と偶然知り合い、犯人に間違われるという役回り。
後の端整でオシャレなイメージとはかけ離れた、若い明智小五郎を楽しめる貴重な作品だ。

少年探偵団

ぼ、ぼ、僕らは少年探偵団♪で有名な(←歳が分かるね…)、少年少女向け代表作のひとつ。
前作「怪人二十面相」で結成された、小林少年率いる少年探偵団が本格的に始動する作品。

これ以降シリーズ化され、さらに低年齢向けに書きなおされたものもあるので、子供の頃に胸を踊らせた人も多いんじゃないかな(僕もそのひとりだ)。

ここでの明智小五郎は名探偵の名にふさわしく、小林少年にアドバイスを与える完璧な人間だ。
「D坂の殺人事件」の時の明智小五郎を知れば、小林少年もビックリするだろうな…

パノラマ島綺譚

僕が好きな乱歩作品のひとつ。
内容については、以前このブログでも触れた。

没後50年 オススメの江戸川乱歩作品3選
ふだん読書の習慣を持たない人でも、江戸川乱歩の名を知らない人は、そう多くないだろう。 ミステリー作家の登竜門である江戸川乱歩賞にもその...
改めて読み返してみるとパノラマ島の場所、M県・I湾・S郡って、三重県・伊勢湾・志摩郡なんだね(たぶん…)。

仕事で三重県に住んでたことがあるんだけど、パノラマ島のモデルになってそうな島を探しに行けば良かったな…

まとめ

これらの作品は青空文庫をKindle化しているようだ。
このブログでも青空文庫をKindleで読む方法をご紹介しているが、Amazonがやってくれるなら手間もかからないし、より最適化されているはずだ。

青空文庫をKindleで快適に読む! Kindleを使いこなすための活用術【その2】
青空文庫は、日本国内において著作権が消滅した文学作品などを、TEXT形式などで無料で公開し、ダウンロードできるサイト。 これをKi...
これからは、江戸川乱歩の作品に限っては、自分でKindle化する必要がなくなった。

乱歩と同じ年に没している谷崎潤一郎の作品も、同じく無料Kindle化されている。
谷崎は「春琴抄」くらいしか読んだことがなかったので、これを機会に読んでみようと思う。
「痴人の愛」と「卍」あたりが面白そうかな…

[文中敬称略]

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