Boon復刊 メンズファッション誌の光と影

Boon 復刊
先日、メンズファッション誌の「Boon」が復刊した。

Boonはアラフォー世代には懐かしいファッション誌だ。
スニーカーやビンテージジーンズの知識を、この雑誌から得た人も多いと思う(僕もそのひとりだ)。

内容も当時そのまま、スニーカーとジーンズが特集されている。
面白いのは、「STYLE SAMPLE」というコーナー。
当時は10〜20歳代のモデルが使われていたと記憶しているのだが、今回登場するのは30〜40歳代がほとんどだ。
そこからも今回の復刊が僕たちアラフォー世代、当時のBoon読者を狙っていることがわかる。

メンズ・レディースを問わず雑誌の休刊(事実上の廃刊)があいつぐ中、懐かしい雑誌が復刊することは個人的にもうれしいことだ。
長らく雑誌など購入していなかったのだが(たぶん一旦休刊になり、電子書籍として復刊したflick!以来)、思わず購入してしまった。
そんなアラフォー男子も多いんじゃないかな。

ただし、復刊と行っても元の月刊誌ではなく、秋冬と春夏、年二回の発売になるようだ。
次号も買うか? と問われたら、たぶん買わないだろうな…
内容にもよるけど、たぶん買わないと思う…

雑誌(情報誌)という媒体が、終わったコンテンツである、と言われて久しい。
それは単純に電子書籍に替わられた、というより雑誌自体の必要性が薄れてきているのだと思う。

僕らが若い頃、情報源といえば雑誌と口コミだった。
口コミといっても、出どころは雑誌だったりするから、ほとんど雑誌から情報を得てきたといっても良いだろう。

しかし今の情報源はインターネットだ。
インターネットはリアルタイムで最新の情報を得ることができる。
雑誌のように1ヶ月、早くても1週間単位の情報ではない。

しかも無料だ(端末代や、通信費は必要だが)。
ネット上にはほとんどの情報が只で転がっている。
(唯一の欠点は、正しい情報と間違った情報、時には悪意のある情報が混ざっているということか…)

少なくとも紙媒体の雑誌はゆるやかに、そして確実に終焉を迎えるだろう。
一部は電子書籍にとって替わられるだろうが、紙媒体のマイナスをカバーするほどではないに違いない。

懐かしさだけで、当時と同じ内容を繰り返しているばかりでは、結局また同じ轍を踏むことになるのではないかな…

Boonの復刊本を見ながら、そんなことを考えた。
これが最後の打ち上げ花火にならないことを祈るばかりだ…

スポンサーリンク
オススメのコンテンツ