今だから見るべきドラマ「高い城の男」


Amazonビデオを開くと、少し前からオススメにドラマ「高い城の男」が出てくるようになった。
原作の小説は、かなり前(20年くらい?)に読んだ記憶がある。
しかし昔過ぎてストーリーをほとんど覚えていない。
ドラマになるような話だったっけ… という程度だ。
ただ、けっこう面白かった記憶があるので、見てみることにしたら、ハマってしまった。

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「高い城の男」とは

第二次大戦で連合国が敗れ、枢軸国が勝利した “もしもの世界”。
米国は、独国(ナチス)が東海岸を日本が西海岸を分割統治している。
そんな中、謎の人物「高い城の男」が収集する「イナゴ身重く横たわる」という実際の(?)歴史とは異なる世界を描いたフィルムを巡って、多くの人々が事件に巻き込まれる…

原作はフィリップ・K・ディックの同名の小説。

製作総指揮はリドリー・スコットとフランク・スポトニッツだ。

フィリップ・K・ディックといえば「ブレードランナー(アンドロイドは電気羊の夢を見るか?)」や「トータル・リコール」、「マイノリティ・リポート」など、映像化された作品も多い。
しかも製作総指揮のリドリー・スコットは「ブレードランナー」の監督であるし、フランク・スポトニッツは「Xファイル」の脚本家でもある。

これは面白くないはずがない。

「高い城の男」の見どころ

何よりも巧みに練られたなストーリー。
しかし「ブレードランナー」や「トータル・リコール」のようなアクションSFを期待すると、肩透かしを喰らうだろう。
原作がディストピア小説であるように、ドラマも時にはサスペンフルではあるものの、あくまで淡々と進む。
それが逆にこの世界の暗黒面を活写していて、惹きつけられるのだけど…

また舞台である独日に分割統治された1960年代の米国の風景を、CGとセットを使って違和感なく描いている。
当時のファッションや街を走る自動車も見ものだ。

ただ日本人の描き方が、いわゆるアメリカ的で “?” な部分もなくはない…
それを差し引いても、とてもテレビドラマとは思えないクオリティーで見ていて飽きることがない。

まとめ

ドラマは当然フィクションで、第二次大戦で枢軸国が勝利したなど、現実とは真逆の世界を描いている。
しかし、この世界が現実に近づいているのではないか、と思ってしまうのは僕だけなのだろうか…

世界中が、チョットしたことをきっかけに、思わぬ方向に進んでしまいそうな現在。
このドラマの世界が、別の形で現実化されないことを願いたい…

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