セキュリティを重視するなら、iPhoneのロック解除はTouch IDではなくPINコードを使う


iPhone 5sから搭載された指紋認証機能、Touch IDはとても便利な機能だ。
iPhone 7ではタッチすると同時にロックが解除されるくらい、反応精度が向上している。
さらに、最近はサードパーティ製にもTouch IDが使えるアプリが増え、いちいち面倒なPINコードを入力する必要がなくなった。

そんな便利なTouch IDではあるが、セキュリティ面では少し不安な部分もある。

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指紋があれば誰でもロック解除できる!?

カメラで撮影された指から指紋を読み込み、それを利用して指紋認証機能を解除できる可能性を示唆する記事が、少し前に話題になった。
高性能カメラであれば、ピースサインをしたスナップ写真からでも、指紋を抜き取ることができるという。

しかし、重要人物でもない僕たちのような市井の人間の指紋を、わざわざ高解像度カメラで撮影して解析し、iPhoneを盗んで内容を見ようとする機関は存在するはずもない。
これは自意識過剰、自己評価が高すぎるといって良いだろう。

ではTouch IDには、どんな危険性があるのか。
それは身内、親しい人間によるロック解除だ、

眠っている間、さらにいうと酒や薬物で意図的に昏倒させ、その間に付近にあるはずのiPhoneのロックを解除して内容を確認するという可能性はあるかもしれない。
近年、一部週刊誌でリークされているLINEなどメッセージのやりとりは、この方法で抜き取られた可能性もあると考えられる。

セキュリティを重視するなら、特に身内にバレてはならない内容をiPhoneに保存している人は、指紋さえあれば誰でも解除できるTouch IDではなく、自分の記憶の中にしかないPINコードをロック解除に使うべきだろう。

iPhoneのロック解除をPINコードにしても、各アプリのロック解除にはTouch IDを使える!

iPhoneのロック解除をPINコードにしたからといって、すべてのアプリをPINコードで解除する必要はない。
設定しておけば、アプリ個別でTouch IDを使うことは可能だ。

まず[設定]>[Touch IDとパスコード]から[Touch IDを使用]の項目で使用範囲を選択する。

[iPhoneのロックを解除]をオフにすると、Touch IDではなくPINコードで解除することになる。
その他の項目は、自分の利用範囲で判断すれば良いだろう。

あとは各アプリごとに設定する。
LINEの場合は[設定]>[プライバシー管理]から[Touch ID使用]をオンにしておくと…

iPhoneのロック解除はできなくても、LINEのロック解除はTouch IDが使用可能になる。

これもPINコードによる解除にしておけば、二重のロックになり(当然コードはそれぞれ別のものにしておく)セキュリティ性能がさらに上がる。

まとめ

とはいえ、ふつうの人(身内に見られては困るものがiPhone内にない人)は、便利なTouch IDを使えば良いだろう。
ただ、上記のことを理解した上でTouch IDを使うのと、単純に便利だから何も考えずに使うのでは、セキュリティに対する意識がまったく違うことを忘れてはならない。

ちなみに僕は、iPhone 7のロック解除にTouch IDを使っている。
iPhoneの中に見られて困るデータはないからね。
でも、いつでも必要があればPINコードに変えるつもりだ。

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