エイジングとは
エイジング(aging)は、一般には「経時」(時を経る)という意味である。特に、ヒトを含む動物の場合は老化、重工業製品(特に電気製品)の場合には新品が安定動作するまで動作させることを意味する。【Wikipedia】
ファッションアイテムのエイジング
ファッションアイテムのほとんどは、購入した時の状態を、いかに保つかに神経が注がれる。
せっかく手に入れたお気に入りは、少しでも長く着たいからね。
そのために、手入れや洗濯に気を使うことになる。
しかし、中には使い込めば使い込むほど味が出て、場合によってはそちらのほうが評価が上がるファッションアイテムもある。
ジーンズやレザージャケットがそれだ。
これは僕が3年ほど履きこんだジーンズ。
特に神経を使わず、汚れたらふつうの洗剤で洗濯機で洗っていたんだけど、なかなかイイ感じになった。
さすがのDenimeだ。
ポリウレタン混紡のストレッチパンツだとこうはいかないだろう。
やっぱ僕は綿100%のジーンズを穿きたいな…
これは2シーズン着たレザージャケット。
袖のあたりに、やっと雰囲気が出てきた。
革製品をなじませるのは、ほんとうに骨が折れる。
それだけに愛着がわくんだけど…
ガジェットのエイジング
ガジェット類はどうだろうか。
精密機械なんで、単純にエイジングとはいえないだろうが、こんなiPhoneもある。
左は日本で発売していなかった初代iPhone。
丸みを帯びた角が、イイ感じだ。
右の2つはiPhone5。
どちらも金属部分に経年変化が出てきている。
プラスチック部品は、あまりイイ感じにならないんだろうな。
スティーブ・ジョブズは、iPhoneやiPodにカバーを付けることに、反対していたというのは有名な話だ。
キズだらけになったステンレスは(iPod classicの裏面)とても美しいと思うよ、と言っていたらしい。
こんなiPhoneを見ていると分かるような気がするね。
穿き込んだジーンズやレザージャケットに通じる美しさがある。
リーバイスのジーンズを愛したジョブスらしいな。
といいながら、僕はiPhoneにカバーを付けているんだけど…
一度外して使ってみようかな…
まとめ
イイ感じに使い込んだモノは、良い味が出て、良い雰囲気を醸し出している。。
持ち主の愛情さえ感じることができる。
人も同じなのかも知れない。
ちゃんと生きてきたお年寄りは、ほんとうに良い表情をしているからね。
僕も40歳を超えて、そろそろエイジングしてきた。
それが味なのか、ただくたびれてきただけなのかは分からないけど…