2024年2月に米国で販売され話題になったApple Vision Pro。
いよいよ日本でも2024年6月28日に発売される。
はたしてApple Vision Proは買いか否か。
Apple Vision Proとは
改めてApple Vision Proとはどういうものか確認しておこう。
Apple Vision Proは、複合現実ヘッドセット型空間コンピューター。
世界初となる空間オペレーティングシステムで、macOSやiOS、iPadOSを基盤に作られたvisionOSを搭載。
ラミネートガラスディスプレイ、アルミニウムフレーム、調節可能なヘッドバンドを備えており、フレームには5つのセンサー、6つのマイク、12台のカメラが搭載されている。
今までのディスプレイの枠を超え、視線やハンドジェスチャー、声などで操作する直感的なデバイス。
というと分かりにくいが、つまり眼の空間にディスプレイが複数枚現れて、MacやiPad、iPhoneで行う作業ができるというもの。
もちろん音楽や画像、動画を楽しむことができ、特に動画は深い没入感を得ることができる。
アニメファンには、「電脳コイル」のメインアイテム「電脳メガネ」のようなもの、という表現が最も分かりやすいかもしれない。
実際に米国で販売された時、Apple Vision Proを使ってサッチーことサーチマトンが壁から出てくるところを再現した人もいるくらいだ。
Apple Vision Proで電脳コイルのサッチーを出してみた〜！#AppleVisionPro #PolySpatial #Unity pic.twitter.com/l0mEAhVzwq
— YORIMIYA (@jav6868) February 27, 2024
Apple Vision Proは買いか否か？
Apple Vision Proは、iPhoneが登場した時のように、時代を変えるアイテムになる可能性があるだろう。
早く入手し、体験しておくべきだろう。
そういう意味では、買いと言えるかもしれない。
日本販売価格は、約60万円。
高価だが、買えない価格ではない。
価格に見合う体験ができることは間違いだろう。
約60万円を単に高価とみるか、体験に対して十分に見合うとみるかで、購入の判断は決まって来そうだ。
まとめ
僕はiPhoneやiPad、Macを愛用しているAppleユーザーだ。
しかしApple WatchやApple TVを、僕は使っていないし購入もしていない。
Apple Musicにも加入していない。
だから（!?）というわけではないが、僕は今のところApple Vision Proを購入する予定はない。
高城剛氏のメルマガによると、“売れている様子はまったくありません。” ということだ。
高城氏のいうとおり、やはり価格が大きな原因だろうが、 “デバイスをどのように使っていいのかわからない” のも理由のひとつだろう。
僕も（少なくとも現時点では）約60万円が、Apple Vision Proの機能に見合わない、今の僕には必要ないという判断だ。
Apple Vision Proが先に述べた電脳メガネのように、子どもたちがふつうに装着して遊べるような時代になれば、その時は僕も購入を考えよう…
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