iPhoneを充電する時、アダプターを使ってコンセントに直接接続して充電する人が多いのではないか。
僕も以前はそうだった。
しかし少し前から、MacBook AirのUSB端子から充電することにした。
それには多少の手順と多くの利点、ちょっとした注意点があることが分かった。
iPhoneをMacBook Airで充電する方法
スリープ状態のMacBook Airに接続しても充電は始まらない。
どうやらスリープ状態では、USB端子に給電されていないようだ。
ディスプレイを開きスリープを解除すると、充電が開始された。
一度充電が開始されると、ディスプレイを閉じてスリープさせても充電は続く。
したがって、iPhoneをMacBook Airで充電する手順は、
- MacBook AirとiPhoneをLightningケーブルで接続。
- MacBook Airのスリープ解除。
- iPhoneの充電が開始されたことを確認して、再びMacBook Airをスリープ。
になる。
1.と2.は前後しても大丈夫だろう。
MacBook AirでiPhoneを充電することの利点
- 電源アダプターを処分できる。
ガジェット類を購入するたびに付属している電源アダプター。
MacBook Airから充電することにすれば、電源アダプターをすべて処分してミニマルになることも可能だ。 - MacBook Airをモバイルバッテリーとして利用できる。
常にMacBook Airを持ち歩く人であれば自宅ではもちろん、外出先でモバイルバッテリー代わりに使うことも可能。
スリープ状態でも充電できるので、移動中にバッグの中でも充電することもできる。
荷物がひとつ減る。 - コンセントを必要としない。
電源アダプターを使わないので、当然コンセントがいらない。
MacBook Airを充電しながらiPhoneを充電する時も、コンセントはひとつだけで足りる。
旅行や出張での宿泊先でも便利だ。
MacBook AirでiPhoneを充電する時の注意点
- iTunesや写真(iPhoto)などの自動接続をオフにしておく。
iPhoneを接続するとMacBook Airのアプリ、iTunesや写真(iPhoto)が自動的に起動することがある。
充電を頻繁に行う場合は、不要なので自動接続をオフにしておいたほうが良いだろう。【保存版】iPhoneを接続すると自動的に起動するアプリをオフにする
- MacBook Airのバッテリー残量に注意。
MacBook Airのバッテリーを使うので、当然その分(ロスを含めるとそれ以上に!?)MacBook Airのバッテリーが減る。
いざという時、MacBook Airが使えない場合も発生するかもしれないので注意が必要だ。
また、MacBook Airのバッテリー残量が少ないと(40%以下?)iPhoneを充電できなくなるという情報もある。 - MacBook Airのバッテリーの劣化を早める可能性がある。
MacBook Airなどに使用されているリチウムバッテリーは、充放電を繰り返すと劣化がすすむ。
iPhoneの充電用として使うことは、通常使用より充放電回数が増えるので、バッテリーの劣化のスピードが早いかもしれない。
まとめ
僕はMacBook Airしか所持していないので、他のMacやPCでも同様に充電できるのかは分からない。
おそらく、(旧)MacBook ProやiMacでは可能だと想像できる。
ただMacBookや新型MacBook Proなど、USB Type-C端子しか持たないものは、たとえ可能であったとしてもUSB (Aタイプ)への変換アダプターが必要になる。
余計なもの(?)がひとつ増えるので、iPhoneを充電する利点も減ってしまう。
そういう意味でも、少なくとも現状ではUSB (Aタイプ)端子がある方が、有用性が高いといえるかもしれない。