Amazon Fireを米国のAmazonアカウント(Amazon.com)でログインして使うと、Alexaハンズフリーモードでスマートスピーカー、Echoシリーズと同じような使い方ができる。
さらにFireの次期アップデートで「Show Mode」が使用可能になり、表示までスマートスピーカー化されるようだ。
またShow Modeの専用ドック「Charging Dock」の発売も予定されている。
Show Mode
Show Modeは、Alexaの音声による応答をディスプレイに表示してくれる機能。
ニュースや天気、カレンダーでその日の予定などを、音声の指示でFireに表示することができる。
米国で発売されているEcho Showと、ほぼ同じ使い方ができるようだ。
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Show Modeは、2018年7月2日に予定されているアップデートで、現行のFire HD 8とHD 10での使用が可能になる。
Charging Dock
画像を見ても分かるようにCharging Dockは単なるドックではなく、専用のケースも付属している。
専用のケースに収めたFireをドックに乗せると、自動的に画面がShow Modeに切り替わり、同時にFireに充電が開始される。
長時間ドックに乗せたままにしておいても過充電にはならず、バッテリーを損傷させることはないという。
そしてFireをドックから取り外すとShow Modeは終了し、通常のFireホーム画面に戻り、Fireとして利用することが可能だ。
価格はCharging Dock単品でFire HD 8用が39.99ドル(約4,400円)、HD 10用が54.99ドル(約6,000円)。
他にFire HD 8やHD 10とのセット販売ある。
発売は2018年7月12日の予定で、現在米国では予約受付中。
日本では当面Show Modeは使えそうもないが、ぜひFire用充電ドックとして日本でも発売して欲しい。
まとめ
AppleのiPad(Pro)シリーズは、テレビCM「What’s a computer?」を見ても分かるように、パソコン(Mac)化を目指しているようだ。
「What’s a computer?」これを見るとiPad Proが欲しくなる…
一方でAmazon Fireは、スマートスピーカー化を目標としていたことが、今回の 「Show Mode」で分かる。
iPadとFire、機能も価格も対極にある人気タブレットが、それぞれ別の道を進んでいるのはとても興味深い。
となれば、ふたつのタブレットを目的に応じて使い分けるのが、ガジェッターとして正しい使用方といえるだろう。
それだけに、一日も早いFireのAlexaハンズフリーモードの日本語対応を期待したい。
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