Firefox Focus はトラッキング保護とコンテンツブロック機能を搭載してる、iPhoneやiPadなどiOS端末専用のウェブブラウザアプリだ。
閲覧履歴が残らないだけでなく、ユーザーの行動を追跡されることもないので、プライバシー(個人情報)を保護しながらインターネットを見ることができる。
広告も表示されることがなく、設定すればウェブフォントもブロックできるので、モバイルデータ量を抑えて高速ブラウジングすることも可能だ。
Firefox Focusの使い方
使い方は簡単。
中央の検索エリアに、調べたい文言を入力するだけだ。
このブログを検索してみよう。
検索結果から必要なサイトを選択すると、すぐに表示される。
主な機能は2つのみ。
①の[消去]をタップすると、すべての検索・閲覧履歴が削除・消去される。
②の共有ボタンをタップすると、Firefoxや統合された別のブラウザアプリで表示することが可能。
Safariで表示してみた。
[その他]を選択すると、他のサービスアプリと連動することも可能。
Firefox Focusの設定
ホーム画面右上の[⚙(歯車)]で各種設定ができる。
重要なのは、検索エンジンの選択。
GoogleやYahoo!など、メジャーな検索エンジンも選択できるが、よりプライバシーを強化するのであれば、個人情報を収集しないDuckDuckGoを選択しよう。
個人情報を収集しないDuckDuckGoを、Safariのディフォルト検索エンジンに設定する方法
その他、ブロックしたいものはオンにしておこう。
ウェブフォントをブロックすると、サイトレイアウトが崩れることがあるが、表示スピードが(若干?)上がる。
まとめ
ブラウザアプリとしてFirefox Focusは、決して使い勝手が良いとはいえない。
ブックマークもタブ機能もないからだ。
しかし、それだけにプライバシ保護機能においては、ほぼ完璧といって良いだろう。
右上の[消去]をタップするだけで、検索・閲覧の履歴はキレイサッパリ削除さる。
DuckDuckGoと併用すれば、iPhoneなどの端末にはもちろん、ウェブ上にもプライバシーが残ることがないはずだ。
ふだんは便利なSafariやChromeを利用し、プライバシー保護が必要な場合にはFirefox Focusという、使い分けが賢いモバイラーといえそうだ。
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