先日、実家の物置部屋から発掘された、ホコリだらけのPlayStation 2。
分解・清掃・グリスアップと電池交換するわけだが、その前に通電を確認しよう。
ディスプレイに接続するコードはないのだが、電源に接続するメガネコードは手元にあるので、通電は確認できる。
確認したところ、無事電源/リセットボタンが点灯し、通電していることが分かった。
ただしディスクトレイは出てくるものの、すぐに入ってしまう。
おそらく、どこかに障害物(ホコリ?)が詰まっているのだろう。
分解・清掃
ホコリだらけのPS2。
僕のPS2は、以前紹介したように、SCPH-15000。
品番が変わると、ネジの位置や内部の状態が微妙に変わるようなので注意。
裏面10ヶ所の四角いパーツを、小型のマイナスドライバーなど外すと、上下のカバーを固定しているプラスネジが出てくる。
プラスネジは背面2ヶ所が長く、他は短い。
ネジをすべて外すと裏返し、上部のカバーを外すと、電源とディスク部分が現れる。
上部のカバーとは、電源スイッチなどのケーブルで繋がっている。
切断しないよう、ゆっくりと横に裏返しておこう。
内部はホコリだらけかと思ったが、意外ときれい。
僕はタバコも吸わないし、ペットも飼っていない。
部屋も比較的きれいにしているからかもしれない。
念のため、エアーダスターで清掃。
グリスアップ・清掃
ディスク部分のカバーは、左右3ヶ所、計6箇所のネジで固定されている。
すべて外すと、ピックアップレンズが現れる。
あまり汚れていないようだが、ピックアップレンズを無水エタノールを染み込ませた綿棒で清掃。
ピックアップレンズが移動するための金属ガイドに、古いグリスの塊があったので、これも綿棒で除去。
その後、新たにグリスアップ。
ディスクトレイは、向かって左前にある2ヶ所のネジを外すと、取り外せる。
予想どおり固定部分の左右に、ホコリが古いグリスで固められていた。
これも除去し、新たにグリスアップ。
僕が使ったのは、金属にもプラスチックにも使える、タミヤのミニ四駆用グリス。
電池交換・清掃
上部の清掃・グリスアップが終われば、カバーをし(ネジ止めはしない)再び裏返す。
底面のカバーを外すと現れる鉄板(?)。
4ヶ所のネジを外す。
ネジの場所は、基盤に矢印で示されている。
PS2の本体ともいえる、基盤が現れる。
2ヶ所のフラットケーブル、1ヶ所のソケットを外し、9ヶ所のネジを外す。
ネジは大小あるので注意。
ここもネジの場所は、基盤に矢印で示されている。
基盤を裏返すと、電池の場所がわかるので、これを交換。
電池はCR2023のボタン電池。
基盤の裏表にもエアダスターをかけておき、すべて終われば逆の手順で組み直して終了。
まとめ
再び確認すると、無事通電した。
ディスクトレイも、すぐに引っ込むことはなく、開くようになった。
意外と簡単に、分解・清掃・グリスアップ・電池交換するとができた。
準備は整った。
後はPS2用のコントローラーと、Fire Max 11に接続するケーブルを用意するだけだ。