アップデートするたびに不必要な機能が増えて、本来のシンプルさがなくなっているiOS。
個人的に不満があるので、これまでiOS13でiPhone SEを使ってきた。
しかし、iOS15がリリースされるに至って、さすがにセキュリティ的に不安が出てくる。
やはりアップデートするべきか。
iOS14はこれからも継続される?
その前に、すでにiPadOS14にアップデート済みのiPad miniを、iOS15にアップデートしようかと、設定のソフトウェア・アップデートを見てみると、
と、なっている。
つまり、
- アップデートは、14.8から14.9のように2桁のバージョンは変わらず、基本的に新しい機能も追加されず、セキュリティアップデートのみ。
- アップグレードは、14.8から15のように2桁のバージョンも変わり、セキュリティアップデートとともに新機能も追加される。
に、なるようだ。
ならばiPad miniはそのままで、とりあえずiPhone SEをiOS14にしてみよう。
“お使いのiPadソフトウェアは最新です” という表現なら、当面は(?)iPadOS14もiOS14も、セキュリティアップデートにも対応してくれそうだ。
iOS13のiPhoneは、もうiOS14にアップグレードできない!?
[設定]>[ソフトウェア・アップデート]で、iOS14にアップグレードしようとすると、
iOS15しか選択肢が出てこない。
iTunesで見てみても、
同じだ…
iOS13のiPhoneはiOS14にアップグレードできないのか、というと、そんなことはない。
以前このブログにも書いた、iOSダウングレードの方法を応用する。
▷ iPhone・iPadなどのiOSをダウングレードする方法と危険性【追記あり】
SHSHの発行が続いている限り、iOS14.8へのアップグレードは可能なはずだ。
iTunesでiOS13のiPhoneをiOS14にアップグレードする
まず、iPhoneをiCloudなどで、バックアップしておく。
今回のアップグレードでは、iPhoneはリセットされた状態になるので、バックアップから復元する必要がある。
もちろん、一から設定し直すのであれば別だ。
次に、iOS14.8のファームウェアを入手する。
“iOS ファームウエア ダウンロード” などで検索し、ダウンロードしておく。
iTunesを開きiPhoneを接続する。
認識されたら(Macの場合は)optionを押しながら、[iPhoneを復元]をクリック。
ファームウェアを選択できるウインドウが開くので、iOS14.8のファームウェアを選択。
復元の準備が始まる。
復元が開始された。
復元完了後、バックアップから設定を復元すれば完了だ。
無事iOS14.8にアップグレードできた。
まとめ
通常、新しいiOSがリリースされると、古いiOSのSHSHは数日から数週間後には発行が停止され、古いiOSにはダウングレードもアップグレードもできなくなる。
今回iOS14.Xは、しばらく発行が続きそうだ。
iOS15にアップグレードしたが、どうも気に入らない、という人も、上記の方法でダウングレードできるはずだ。
しかし、この方法はAppleが公式に認めているものではないので、あくまで自己責任であることを忘れずに。
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