大方の予想どおり、iPhone 16eの売れ行きが芳しくないようだ。
ふつうなら予約開始日に争奪戦になるところが、当日の夜にAppleのサイトを見ても「発売日にお届け」になっていた。
iPhone 16eは、そんなに悪い端末だろうか。
少なくとも僕は、iPhone 16eに少し惹かれている(判官贔屓?)。
僕が感じる、iPhone 16eの魅力を挙げておこう。
iPhone 16eの5つの魅力
長いバッテリー性能
前回の投稿でも書いたとおり、iPhone 16eはバッテリーの持ちが良い。

すでに入手した人の記事をみると、6日間で充電したのは3回だったという。
つまり単純に、2日はバッテリーが持つということだ。
しかも入手したばかりで、かなりハードに使ったという。
バテリーの性能はカタログどおり、伊達ではないようだ。
必要十分なカメラ性能
iPhone 16eのカメラはひとつ。
単眼だ。
しかし性能は高いようだ。
夜間モードもきれいな写真が撮れるし、4800万画素のセンサーは2倍のクロップズームも可能。
カメラをブログやSNSに投稿するためなど、スナップ写真程度にしか使わない、僕のような人には必要十分過ぎる性能ではないだろうか。
MagSafe非搭載
iPhone 16eには磁力を利用したMagSafeが搭載されていない。
それを残念がる人も少なくないようだ。
しかし磁力がある以上、他の磁気カードなどへの影響が心配だ。
Appleはクレジットカードなどには影響がないとしている。
一方でクレジットカードが使えなくなった、という人もいるようだ(最近のクレジットカードは、ICチップを使うところが多いようなので、影響は少ないのかも…)。
またホテルのキーカードなどには、注意が必要とされている。
僕のようにiPhoneも他のものも、何でも一緒くたにポケットに放り込むような人には、MagSafeなどない方が良い。
Qi充電には対応しているので、どうしてもMagSafeが使いたい人は、専用のケースを使えば良いだろう。
アクションボタン搭載
iPhone 16eには側面には、ミュート切り替えスライドスイッチではなく、アクションボタンがある。
これは今までどおりミュート切り替えボタンとして使うこともできるし、他のiPhone 16と同じようにカメラシャッターとして使うこともできる。
他にフラッシュライトやボイスメモ起動に振り分けることも可能。
さらにiPhone 16eはApple Intelligenceに対応しているので、ビジュアルインテリジェンスボタンとして使うことも可能だ。
これはカメラをかざしてアクションボタンを押すだけで、それが何かをApple Intelligenceが答えてくれるというものだ。
賢くなったiPhoneの使い道が、さらに増える。
ミニマルなデザイン
iPhone 16eのデザインはシンプルで、とてもミニマル。
他のiPhone 16と違い、エッジの立ったスクエアなデザイン。
しっくりと他に馴染む大きさと重さ。
カメラも不格好な複眼・3眼ではなく1眼。
まさに「こういうのでイイんだよ」的な、ミニマルデザインだ。
まとめ
今から10年近く前。
ブログを始めて1年少したった頃、このブログのiPhone 5cの投稿がYahooニュースに取り上げられ、PVが爆発的に伸びたことがある。

iPhone 16eの評価を見ていて、その時のことを思い出した。
投稿にも書いたとおり、iPhone 5cは決して悪いiPhoneではない。
ただ様々な要件が重なり、性能と価格のバランスが良くなかったiPhoneだ。
iPhone 5cのことを覚えている人も少なくなっただろう。
しかしおそらくiPhone 16eもiPhone 5c同様に、後々評価が変わってくるiPhoneじゃないだろうか…
いや実際、必要十分な性能を持った良いiPhoneだ。
ただ外部的な要因で(主に円安)、ちょっと不幸なiPhoneになってしまっただけじゃないかな…
iPhone16e
Apple