2016年9月7日(現地時間)、大方の予想どおり新型iPhone、iPhone 7が発表された。
例年どおり(?)リークそのままの内容ではあったが、防水機能やFeliCaが使用可能になるなど、順当な進化を遂げたといって良いだろう。
6や6sでは購入の検討もしなかった僕が、なぜか7に関しては大きく心が揺れている。
iPhone 7の良さそうな点
ブラックモデル復活
日本国内で販売が開始された3G以来、iPhoneはブラックが主流だった。
それが5s以降ブラックが廃止され、スペースグレイにとって代わられた。
それが今回、ブラックとジェットブラック、2色もブラックモデルが復活した。
気になる電波用のプラスチック部分も、画像を見る限りでは同色でカモフラージュされているみたいだ(これは現物を確認しないと…)。
黒好きにはたまらない、やっぱiPhoneは黒くないとね!
防水防塵機能
7は、IEC規格60529にもとづくIP67等級に適合した防沫・耐水・防塵性能がある。
IP67等級ということは防塵が6級で防水が7級だ。
防塵6級は“粉塵が中に入らない”という、防塵性能では最高級位。
一方防水7級は“一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない”で、“継続的に水没しても内部に浸水することがない”という最高級位である8級のひとつ下。
つまり水中カメラとして使えるほどの防水性能はなく、一時的に水没させても大丈夫くらいの耐水性だ。
6sの時点でその程度の耐水性はあったという未確認情報もあるが、それでもAppleが大々的に認めたことは大きな進歩といって良いだろう。
FeliCa対応
僕はガラケーの時から、おサイフ携帯は使ったことがないので、正直特にどうということはない。
この機能が付いたことでサイフを持ち歩かなくてもイイとか、カードケースが必要なくなったとかということはなさそうだ。
使えるところも(現時点では)限られてるし…
でも、ないよりはあった方がイイよね。
今後使える店も増えてくるだろうし…
iPhone 7の気になる点
イヤフォン端子の廃止
デザイン的にはイヤフォン端子があっても、おかしくないと思うんだけど、防水性を高めるためにか廃止された。
Bluetoothイヤホンが一般化しつつあるとはいえ、音質やバッテリー問題であったり、飛行機の離着陸時に使えない場合があるなど欠点も少なくない。
Lightning端子に接続する専用イヤホンや、従来のイヤホンが使えるアダプターなども発売されるようだ。
でも、これだと聴きながら充電することができない。
充電しつつイヤホンも接続できるアダプターがサードパーティから発売されるかもしれないけど、またひとつ荷物が増えるだけだ。
ウォズニアックの言うとおり、イヤフォンジャックは残しておいても良かったかも…
FeliCa対応は日本国内販売モデルのみ
日本国内販売のiPhoneの大きな欠点は、シャッター音が消せないこと。
せっかく高性能化したカメラでバシャバシャ撮りまくりたいのに、そのたびに不躾なシャッター音がなるのは意外とストレスだ。
そんなわけで、多少値が張っても次回は海外モデルを購入するつもりだったんだけど、FeliCaに対応しているのは日本国内販売モデルだけらしい。
シャッター音なしを選ぶかFeliCaを選ぶか、二者択一になりそうだ。
おサイフ携帯は使わないんで良いといえば良いんだけど、せっかく使えるんなら… ねぇ…
シャッター音は法律で決められたことでも何でもなく自主規制らしい。
それならキャリア販売モデルはともかく、Apple直販のsimフリーモデルにまで規制することはないんじゃないかな。
まとめ
ということで、iPhone 7購入は現在検討中。
少なくとも予約受付開始時点で予約、ということは考えていない。
しばらくようすをみて、購入した人のレビューも検討材料に加えたい。
特に急ぐ理由もないからね。
今のところは、国内販売のsimフリーモデルが有力候補かな。
ジェットブラックの、ストレージは32GBでイイか(と思ってたらジェットブラックに32GBモデルはなかった… ブラックにするか…)。
そのかわり6の時から気になってた、純正のバッテリーケースを買おうかな。
僕にとっては、ストレージよりバッテリーのほうが重要な気がするから。
とにかく、慌ててSEを購入しなくて正解だったな…
それともあと半年、SEの後継機を待つ選択肢もありなのか!?