僕には新刊が発売されるのを楽しみにしている本が、何冊かある。
その一冊、高城剛氏の人気シリーズLIFE PACKINGの新刊が発売された。
「LIFE PACKING 60:未来を生きるためのモノと知恵」だ。
LIFE PACKING 60:未来を生きるためのモノと知恵の特徴
今回は、今までのLIFE PACKINGとは少し違う特徴がいくつかある。
脱・物理キーボード
前巻「LIFE PACKING 2020 未来を生きるためのモノと知恵」には “毎月2台ものキーボードを買っている” と書かれていたくらい、高城氏はキーボードマニアだった。
僕自身キーボードが好きで、高城氏ほどではないにしても、いくつかキーボードを購入している。
今回どんなキーボードを紹介してくれるのかと期待していたが、一つも紹介されていない。
以前からメールマガジン「高城未来研究所」でも何度か語られているように、高城氏は音声入力をメインにしているという。
9割を音声入力で、誤字脱字の修正で1割をiPad Proのソフトウェアキーボードで行っているらしい。
これによりキーボードを使うことは、ほとんどなくなったという。
卒Mac
過去35年以上にわたり、最新のMacが出るたびに購入していたという、筋金入りのMacマニアの高城氏。
それが “ついに新製品を購入するのをやめた” という。
前述のとおり、キーボードを使うことがなくなり、ほとんどの作業をiPad Proで行うことができるからだ。
写真の現像や、ちょっとした動画編集もiPad Proで行うという。
これにより移動時の荷物も小さくなり、5Lのバッグで1ヶ月近い旅行にも出かけられるようになったという。
将来的には、もっと小さなバッグで世界一周の旅ができる日も近いかもしれない…
サバイバル
前巻「LIFE PACKING 2020 未来を生きるためのモノと知恵」と、今回の「LIFE PACKING 60:未来を生きるためのモノと知恵」の間に起こった大きな出来事といえば、COVID-19による世界的パンデミック、いわゆるコロナ禍だろう。
これにより働き方はもちろん、ふだんの生活まで大きく変わった。
また近年、大規模な気候変動により猛暑や局地的な大雨なども増えている。
40年以内に約90%の確率で南海トラフ巨大地震が発生する、という予測もされている。
いつどこで自然災害に遭うか分からない時代に僕たちは生きている。
以前からLIFE PACKINGでは、日常的なサバイバル用品が紹介されていたが、今回特に増えているように思う。
まとめ
どうしてLIFE PACKING “60” というタイトルなんだろう、と思ったら、高城氏は今年還暦なのか。
最初のLIFE PACKING発刊が2012年と、12年前。
僕がまだこのブログを始める前だ。
それ以前から僕は、高城氏のメルマガを購読し、高城氏を追い続けている。
これからも僕は、高城剛を追い続けるんだろうな。
LIFE PACKING 60:未来を生きるためのモノと知恵(Kindle版)
高城剛