僕はふだん、iPad miniを持ち歩いている。
よほどの必要がない限り、最近はMacBook Airを持ち出すことがなくなった。
外出先で、仕事のメールのやり取りをしたり、簡単な資料の作成や編集もiPad miniで行う。
ブログもiPad miniで書いて、そのまま投稿する、いわゆるモブログすることも多い。
iPadもアプリが充実し、できることが多くなったので、ほとんど困ることはなくなったんだけど、もちろん完璧ではない。
何事にも良いことと悪いことがある。
そのあたりを、あらためて検証してみた。
iPadでブログを書くことの利点
電源の不安がない
最近はMacやパソコン(Macもパソコンなんだけど…)のバッテリー持続時間も長くなり、充電しなくても1日使えるくらいにはなってきた。
それでもバッテリー持続時間を比べた場合、感覚的にはやっぱり省電力設計のiPadの方に軍配があがるような気がする。
また、ふつうのモバイルバッテリーから充電できることもポイントが高い。
さらに、念の為に持ち歩く充電アダプターも、iPadの方が圧倒的に小型だ。
充電ケーブルさえあれば、パソコンのUSBから充電することもできる(新MacBookやSurface3なんかは、USBからモバイルバッテリー充電もできるらしいけど…)。
ガジェットの生命線ともいえる電源に不安がないのは、モブログにおいて圧倒的な利点だといえる。
小型軽量
これも最近は、新MacBookやSurface3などの、小型軽量のMac、パソコンが発売されている。
それでもコンパクトさはiPad、特にiPad miniにはかなわない。
また、使う時も場所を取らない。
僕が使っているMacBook Air 11inchとiPad mini2+キーボードケースを比べた場合でも、必要な面積は約2倍の差がある。
カフェの小さなテーブルに、飲み物を置いて作業する時、この差は大きい。
やはりモブログには、小型軽量は正義だ。
目立たない
カフェなどでMacを広げている人が増えたんで、最近はあまり目立たなくなったんだけど、やっぱりどこか気恥ずかしいものを感じる。
あのオッサン、イキってる(カッコつけてる)んちゃうの、と思われていそうな気がして、ビクビクしてしまう…
もちろん僕のことなんか、誰も気にしていないことは知ってるけどね…
それでもiPad miniだと、目立たずコッソリ作業できるところが良い。
iPadでブログを書くことの欠点
マルチタスクに対応していない
これが僕にとって、iPadに対する最大の不満だ。
写真を貼りつけて文章を書くだけの、簡単な(?)ブログの場合であれば何の問題もない。
しかし、ガジェット等のスペック比較などを投稿する場合、多くのウインドウを並行して開いて検証してみたり、データをコピー&ペーストして表を作ってみたりするのに、マルチタスクに対応していないことは致命的だといえる。
それをサポートするのに、iPhoneで資料を見ながら書いたりするんだけど、別端末だから当然コピー&ペーストなんてできないしね…
ブログの内容によっては、Macやパソコンの方が圧倒的に効率が良い場合もある。
(やっぱり)キーボードが必要
ブログなど、ある程度の長文を書く場合は、やはりキーボードがあった方が便利だ。
そのために、僕はiPad mini用のキーボード(ケース)を一緒に持ち歩いている。
iPad mini本体と合わせても、MacBook Airより軽いから問題はないんだけど、どこか本末転倒な気がしないでもない…
フリック入力をキーボードより早く使える人もいるので、これができるようになれば、必要なくなるんだろけど…
まとめ
iOS9でマルチタスク化されるという噂がある。
Androidタブレットは、一部の機種やアプリがマルチタスクに対応している。
いずれにしても近い将来、iPadもマルチタスク化されるだろうと、僕は思っている。
またキーボードについても、Force Touchが搭載されればソフトウエアキーボードの性能や押打感も改善され、外部キーボードが必要なくなるだろう。
そういう意味では、将来的にタブレット端末とパソコン(Mac含む)の差は、もっとなくなってくるかも知れないね。
それまではMacとiPadを、うまく使い分けていくのが吉だろう…
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