毎月好例(?)MacFanの、連載コラム「Mobile Bohemian 旅するように暮らし、遊び、働く」で紹介された、四角大輔氏愛用品。
2017年11月号では “サコッシュ” が紹介されていた。
最近時々耳にするようになったサコッシュとは、どんなものなのだろうか。
サコッシュとは
もともとは自転車のロードレース時、ドリンクや栄養補給食料品などを入れて、競技者に渡すための簡易なバッグ。
受け取った競技者は、これをたすき掛けにし自転車を漕ぎながら水分や栄養の補給をする。
のちにリュックやザックを背負ったまま使用できるので、登山やハイキングで地図やコンパス、行動食などを入れて使われるようになる。
最近ではスマートフォンやサイフなど、身の回りの最低限のものを収納するのに便利なので、街中でも見かけるようになった。
四角大輔氏愛用サコッシュ
airista
1982年創立の、日本発アウトドアブランド。
公式サイトのコンセプトには、
《超軽量&ハイファッション》をコンセプトとした、ミニマリストのための革新的アウトドアレーベル。水中や水辺、山や辺境などの大自然を冒険するために、1g 単位での軽量化を本気で追求。ハイカーやフライフィッシャー、クライマーたちが絶賛。
とあるように、持ち物の軽量・コンパクト化を追求する四角氏ならではのセレクトといえる。
airistaのサコッシュはその名も「minimalist Sacoche」で、重さがわずか49gでありながら、70デニールのリップストップナイロンを100%使用しており、軽さと耐久性を兼ね備えている。
山と道
その名のとおり、ハイカーのためのハイク&バックパッキングギアを企画制作する日本のメーカー。
山と道のサコッシュは、豊富な素材とカラーバリエーションが特徴。
またサコッシュには珍しく、9cmのマチがあるので収納力があり自立も可能。
軽量にこだわる四角氏が選んだのは、リップストップナイロンを使ったファイバーマックス64(スピンネイカー)だと想像できる。
LOCUS GEAR
日本の登山用品メーカー。
テントやシュラフ(寝袋)など、本格的登山用品をフォローしている。
LOCUS GEARのサコッシュ、Nanos(ナノス)は一般のものよりやや大きめ。
しかし素材はPUコーティングされたリップストップナイロンを使用しており、撥水性と軽量性を兼ね備えている。
四角氏はこれでMacBookを持ち歩いているようだ。
まとめ
四角大輔氏は中に入れるもの、おもにApple製品の大きさに合わせて、数種類の大きさのサコッシュを使い分けている。
確かに各種の大きさがあるサコッシュは、タブレットやノートパソコンなど薄型のガジェットを持ち運ぶのに適してそうだ。
サイフやスマートフォン、手帳に文庫本など、厚みがないものを入れるのにも良いだろう。
今まで小型のバッグといえば、ウエストバッグやウエストポーチが主流だったが、それらにはどこか垢抜けないものがあった(オッサンぽい?)。
しかしサコッシュはブランドごとに多くのカラーがあり、シンプルなデザインと相まって、老若男女問わず使えるはずだ。
薄いものなので小型を選べば上着の下に隠して、海外旅行時の貴重品入れとしても活用できそうだ。
最近では、みんな大好きGUでもサコッシュが販売されている。
サコッシュが一般化する日も近いかもしれない。
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