高城剛のメールマガジン「高城未来研究所『Future Report』」の人気コーナー、Q&Aに興味深い質問が寄せられていた。
▽Q.13▼▽
和洋ジャンルを問わず、新刊が発売されたら、必ず読む著者はいますか?【 A 】
ジャレド・ダイアモンド、リチャード・ドーキンス、ナシーム・ニコラス・タレブ、マット・リドレーなど枚挙にいとまがありませんが、最近だとユヴァル・ノア・ハラリも「必ず読む著者」ですね。【高城未来研究所「Future Report」Vol.543】
僕も知っている著者もいれば、知らない著者もいる。
調べてみよう。
ジャレド・ダイアモンド
米国の進化生物学者で生理学者、生物地理学者。
UCLAの社会科学部地理学科の教授でもある。
このブログでも著書を紹介したことがある、後述のユヴァル・ノア・ハラリと並んで、僕も注目している著者の一人だ。
代表作は何といっても「銃・病原菌・鉄」。
その後も「文明崩壊」や「危機と人類」など、著作を続けている。
銃・病原菌・鉄
ジャレド・ダイアモンド
リチャード・ドーキンス
英国の進化生物学者・動物行動学者。
この人は知らないな、と思って調べたら知ってた。
かの有名な「利己的な遺伝子」の著者だ。
野島伸司の大ヒットドラマ「高校教師」の主人公、真田広之演じる生物教師 羽村隆夫が劇中で読んでいたのが「利己的な遺伝子」だ。
ドラマを観て興味を持った僕は、「利己的な遺伝子」を購入したはずなのだが、内容をまったく覚えていない。
結局読まずに本を処分してしまったのかもしれない。
40周年記念版も発刊されているようだし改めて読んでみるつもりだ。
利己的な遺伝子 40周年記念版
リチャード・ドーキンス
高校教師
真田広之/桜井幸子
ナシーム・ニコラス・タレブ
レバノンに生まれ、現在は米国在住の随筆家で認識論者、金融業界の有名人であるらしい。
文筆家、トレーダー、大学教授および研究者という三つの顔を持っているという。
僕は金融関係にあまり興味がないため、この人のことを知らなかった。
一読の価値はあるのか…
反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
ナシーム・ニコラス・タレブ
マット・リドレー
英国の貴族で科学ジャーナリスト、科学・経済啓蒙家。
イギリス貴族院議員でもあるらしい。
この人も知らなかったが、近著「人類とイノベーション」はマーク・ザッカーバーグとビル・ゲイツが絶賛したという。
タイトル通りイノベーションがテーマになっているようだ。
ちょっと興味があるので、Amazonのほしいものリストに加えておく。
人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する
マット・リドレー
ユヴァル・ノア・ハラリ
イスラエルの歴史学者でヘブライ大学歴史学部の終身雇用教授。
高城剛のみならず堀江貴文も絶賛した「サピエンス全史」の著者だ。
僕が今もっとも注目している著者でもある。
その後も「ホモ・デウス」や「21 Lessons」などが邦訳されている。
今後もハラリの著作は読み続ける予定だ。
サピエンス全史
ユヴァル・ノア・ハラリ
まとめ
今回紹介した本は、いずれも電子書籍化、Kindle化されている。
文庫化されているものもあるとはいえ、上下分冊されているものも多く、紙の本では持ち歩くには不便だ。
電子書籍なら、スマートフォンでも気軽に持ち歩くことができる。
紹介した本を、すべて入れておくことも可能だ。
そして外出先で、待ち合わせの時などの、すきま時間に気軽に読むことができる。
良い時代になった。
[文中敬称略]
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