僕はここ何年か、腕時計を使っていなかった。
必要なかったからだ。
僕が仕事をするのは、オフィス内がほとんどだったから、時間は作業をするパソコンで確認できる。
たまに外出することがあっても、携帯電話やスマートフォンがあれば不便ではなかった。
それが最近、業務が増えて外出することが多くなった。
外出先で時間を確認するたびに、スマートフォンを取り出すのは面倒だし、回数が重なってくると無駄にバッテリーを消費してしまうことにもなる。
そんなわけで、何年かぶり(十何年かぶり?)に腕時計を使うことにした。
本来であれば年齢が年齢なので、そこそこの腕時計を使うべきなのだが、ここはミニマリストを目指している僕としては、チープカシオしか選択肢はなかった。
僕が選んだのは、CASIO スタンダードデジタル F-84Wだ。
CASIO スタンダードデジタル F-84W
こんなケースに入っていた。
まさしく、チープ。
中は本体とマニュアルのみ。
時計部分の大きさは、約330✕310mm(突起部分含まず)で、けっこう小さい。
表示は、曜日・日・時間(時・分・秒)のみ。
本体が小さいので、手首の細い僕にピッタリ。
逆に手首のゴツイ人は、バランス悪くなるかも…
そして、これを選んだ理由のひとつ、バックルが樹脂製だ。
これでコイツをつけたままMacBookAirを使っても、パームレストを傷つけることがないぞ!
まとめ
コイツを選んだ大きな理由は、何よりも値段。
Amazonで僕が買った時は906円で、カシオのデジタル腕時計中最安値だった。
メーカー希望小売価格が3.500円(税別)なので、76%引きだ!
電池寿命は約7年で、平均月差±30秒以内(Amazonのレビューでは、半年で5秒の誤差とも…)。
日常生活防水(シャワー程度はOK)で、アラーム、1/100秒ストップウォッチ付きと、必要にして充分な機能だ。
しかし、予想どおりチープ感は否めない。
少なくとも、スーツスタイルには合わせにくい…
僕はいつもカジュアルスタイルで仕事をしているので問題ないけど。
僕のこの夏のスタイルにコイツを加えても、違和感ないしね。
スーツスタイルに合わせるなら、同タイプのステンレスモデルもある。
値段も数十円の差しかないし、これなら何とか形になるのではないかな。
久しぶりに手に入れた腕時計、チープカシオは、なぜか愛着を感じてしまうカワイイやつだった。