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高城剛の2020年ベストアルバム・ベストブックを研究


高城剛氏のメールマガジン「高城未来研究所『Future Report』Vol.497」で、高城氏の2020年ベストアルバム・ベストブックが紹介されていた。
いずれも僕の知らないものだったので、調べてみよう。

フォークロア


高城氏の2020年ベストアルバムは、テイラー・スウィフトの「フォークロア」。

音楽系に疎い僕でも、テイラー・スウィフトの名前は知っていた。
しかし聴いたことはなかった。
もしかしたら、知らないうちに耳にしたことはあるのかもしれないけれど、意識したことはなかった。

「フォークロア」は彼女の8枚目のアルバム。
リリース直前にソーシャルメディアで発表された、サプライズアルバムだという。
COVID-19禍の中、高城氏は “リモート音楽制作アルバムの決定版” と語っている。

フォークロアは古く伝わる風習・伝承、それを研究する学問のこと。
アパレル用語では、民族衣装的なデザインの・ファッションを指す。
“前作と180度違う本作は、(中略)巨大なマーケティングによって作られる消費商品ではなく、徹底的に自分と向き合うことで生まれる音楽の素晴らしさを教えています。” と高城氏はいう。

今まで(意識して?)聴いたことのないテイラー・スウィフトだけど、これを機会に聴いてみるか。



The Glass hotel


高城氏の2020年ベストブック 小説部門は、エミリー・セントジョン・マンデルの「The Glass hotel」
これも僕の知らない作品・作家だった。

エミリー・セントジョン・マンデルはカナダの作家。
金融危機を描く本作は、ポンジ・スキーム(投資詐欺)などを扱っているが、スリラーでもないという。
“「ghost version」や「the counter life」と呼ばれる並行世界を彷徨う新感覚がテキストに散りばめられ、” というから、SF的な側面もあるのか。

とても興味深いが、残念ながら邦訳はされていないようだ。
辞書片手にこの手の本を読むのは、僕にはハードルが高いな…

一方、高城氏も少し触れている、アーサー・C・クラーク賞も受賞した「ステーション・イレブン」は日本語版もある。
“新型インフルエンザのパンデミックにより人類の大部分が死滅した世界を描いたディストピア小説” というから、今読むのに最適だ。
僕はこちらにするか…

PROGRESSIVE CAPITALISM(プログレッシブ キャピタリズム)


高城氏の2020年ベストブック 経済部門は、ジョセフ・E・スティグリッツの「PROGRESSIVE CAPITALISM(プログレッシブ キャピタリズム)」。

ジョセフ・E・スティグリッツは、2001年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者。
クリントン政権時代の大統領経済諮問委員会の委員長や、世界銀行のチーフエコノミストも務め、タイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれたこともあるという。

“格差の拡大と成長の鈍化が「新常態」となった現在”“「現代のマトリックス」から抜け出す手は”“万人を豊かにする「進歩的資本主義」=「Progressive Capitalism」だ” と本書では書かれているらしい。

分かったような分からないような話だが、格差の広がった現代社会で、「中流という生き方はまだ死んでいない。」というのは、とても興味深い。
一読の価値はあるのか…

まとめ

いずれも僕の知らない作品ばかりだった(僕の守備範囲が狭いだけかも…)。

やはり見識を広げてくれる高城剛氏は、僕にとって必要な存在なのだろう。

 
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