かつてはスマートフォンの代表格だったBlackBerry。
しかしiPhoneが発表されAndroidが世界を席巻すると、忘れられた端末になってしまった。
そんなBlackBerryは起死回生を狙って、オリジナルOSを捨ててAndroid OS搭載端末を、少し前から発売している。
先日、BlackBerryからAndroid搭載端末の3つの新機種が発表された。
BlackBerry新3機種
発表された新機種のコードネームは「Neon」「Algon」「Mercury」。
それぞれのスペックを見てみよう。
Neon
-
ディスプレイ:5.2インチ 1920×1080 QHD タッチスクリーン
CPU:Qualcomm Snapdragon617
メモリ:3GB
ストレージ:16GB
バッテリー:2610mAh
アウトカメラ:1300万画素
インカメラ:800万画素
物理キーボード:非搭載
発売予定時期:2016年7月~8月
Algon
-
ディスプレイ:5.5インチ 2560×1440 QHD タッチスクリーン
CPU:Qualcomm Snapdragon820
メモリ:4GB
ストレージ:32GB
バッテリー:3000mAh
アウトカメラ:2100万画素
インカメラ:800万画素
物理キーボード:非搭載
発売予定時期:2016年10月
Mercury
-
ディスプレイ:4.5インチ 1280×720 HD
CPU:Qualcomm Snapdragon625
メモリ:3GB
ストレージ:32GB
バッテリー:3400mAh
アウトカメラ:1800万画素
インカメラ:800万画素
物理キーボード:固定式搭載
発売予定時期:2017年10月1〜3月
まとめ
いずれも手堅くまとめられた端末といって良いだろう。
しかし逆にいえば、特に面白味のない端末ともいえる。
「Neon」「Algon」に関しては、Android搭載で物理キーボードを持たないという、もはやBlackBerryである必要すらない端末だ。
唯一「Mercury」が物理キーボード搭載のBlackBerryらしい端末ではあるが…
僕もかつてはBlackBerryユーザーだったので、小さいながら意外と使える物理QWERTYキーボードの良さは、よく分かっている。
黒とシルバーのコントラストが美しい、サイバーなデザインも魅力的だ。
そういう意味では、いずれまた使ってみたい端末のひとつでもある。
それだけにBlackBerryには、がんばって欲しいんだけど、iPhoneやAndroidに浮気した人間が言うことではないのかもしれない…