高城剛氏の著書「LIFE PACKING」や「LIFE PACKING2.1」で紹介されているiPhoneやiPad(mini)は、すべてベゼルが白いことに気づいた人も少なくないだろう。
僕も気づいてはいたんだけど、白が好きなんだろうと、深く考えずにいた。
しかし高城氏は、こだわりをもって選んでいたようだ。
iPhone・iPadに対する、高城氏のこだわり
高城氏のメルマガ「Future Report」に、次のようなQ&Aがあった。
▽Q.8▼▽
高城さん、いつもメルマガ楽しみに拝見しております!
Life Packing2.1を拝見して気になったのですが、iPad mini、iPhone 6sともシルバー(ベゼル白)を選択されておられると思いますが、何か理由などございましたら、教えてください!
ちなみに、iPhone 7 plusも同じくシルバーでしょうか?【 A 】
ベゼル白が、オリジナルの色だからです。
ですので、周辺アクセサリーを見ると、基本白だと思いますよ。
ちなみに、iPhone 7 plusも同じくシルバーでベゼル白です。
iPhone・iPadは、シルバーがオリジナル!?
確かに、iPhoneやiPadなどに付属している周辺機器、Lightningケーブルや電源プラグはすべて白い。
またMacBookシリーズなどは、新機種でゴールドやスペースグレイなどカラーバリエーションが増えてきたが、長い間シルバー一色だった。
そして周辺機器は同じくホワイトだ。
そういう意味では、iPhoneやiPadのオリジナル色はシルバーと考えてもおかしくないのかもしれない。
しかしシルバーは不人気!?
噂によると、iPhone 7/7Plusでもっとも人気がないカラーがシルバーだといわれている。
ジェットブラックやブラック、またローズゴールドなど、最近の新色に人気が集中するのは致し方ないだろう。
しかし、そんな不人気色(?)を造り続けていることも、もしかしたらApple自身がシルバーをオリジナル色だと考えていると捉えることもできなくはない。
シルバーは長寿色!?
iPhoneにホワイトモデルが追加されたのは、日本でも発売が開始された3Gからだ。
これが5でホワイト&シルバーになり、5sでシルバーになる。
そう考えると、ホワイトを始祖とするシルバーは3Gから連綿と続く長寿色ということだ。
一方、ブラックは5でブラック&スレートになったものの、5sではスペースグレイとブラックの名を7まで外され、実際のカラーもベゼル以外はグレーになっている。
まとめ
そう考えると、シルバーがiPhoneのディフォルト色といっても良いのかもしれない。
高城氏は少し前のテレビ番組に出演した際、まだ発売されていないはずのiPhone 4のホワイトモデルを手にしていた。
これはサードパーティ製のボディーに組み替えたオリジナルだと想像できるが、当時からホワイトのiPhoneにこだわりがあったようだ。
それでも僕は、スリープ状態で前面が真っ黒になってしまう、ベゼルが黒いiPhoneが好きだ。
でもベゼルが黒で背面がシルバーの、初代iPhoneのカラーリングモデルが一番欲しいんだけど…