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これはイイんじゃない! LTEデータ通信可能なSIMフリーUSBドングル「PIX-MT100」


2016年2月24日、パソコンやiOS、Android用のTVチューナーなどを製造・販売している株式会社ピクセラは、パソコンのUSB端子に接続しLTEデータ通信ができるSIMフリーのドングル「PIX-MT100」発表した。

無線LANアクセスポイントにもなるLTE対応USBドングル「PIX-MT100」発売【株式会社ピクセラ】

発売は2016年3月末で、価格は14,800円。

PIX-MT100の特徴

simフリーで、LTE対応周波数は2.1GHz・1.8GHz・800MHz、バンドはB1・B3・B19。
最大150MbpsのLTE Category-4に対応しているので、高速なデータ通信が可能。
ドコモ回線を使ったMVNO*1に最適だ。

パソコンなどのUSB経由で給電するから、モバイルWi-Fiルーターのように充電する必要がない。
またパソコンに接続しなくても、USB電源アダプターからの給電があれば、無線LANアクセスポイントとして機能する。

さらに、WindowsやMac、Linuxに対応しているだけでなく、Raspberry Pi*2でも動作可能ということだ。

僕ならこう使う

最近はSurface 3やVAIO S11など、単独でモバイルLTEデータ通信できるパソコンも増えた。
Wi-Fiが使える施設や店を探す手間がないので、とても便利そうだ。
残念ながらMacBookシリーズ単体では、モバイル通信はできず、テザリングかモバイルWi-Fiルーターが必要になってくる。

そんな時PIX-MT100があれば、USBに差し込むだけでデータ通信ができる。
simフリーなので、帯域が合えば海外でも現地simが利用できるはずだ。

また、USB給電で無線LANアクセスポイントにもなる、ということは、モバイルバッテリーでも使用可能ということだろう。
PIX-MT100とモバイルバッテリーのコンビで、モバイルWi-Fiルーターとして、iPadやPS Vitaなどをネットワーク接続することもできる。

まとめ

白いボディーはApple製品とも相性が良さそうだ。
関節部分(?)で90°に折れ曲がるから、使う場所を選ばなさそうだしね。

今はiPhoneやNexusでテザリングをしてるけど、コレがあればもっと手軽にMacでデータ通信できる。

でもこういうのを見ていると、昔VAIO C1*3のPCカードスロットにP-in*4を挿して、モバイルデータ通信してたことを思い出すのは、僕だけかな…

MVNO*1 Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)。いわゆる格安sim。

Raspberry Pi*2 ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータ。主に教育用に使われている。

VAIO C1*3 SONY製パソコン、VAIOシリーズのモバイルモデル。当時のノートパソコンにしては珍しくデジタルカメラを搭載し、逆にフロッピーディスクなどのメディアドライブを持たなかった。

P-in*4 NTT docomo製のデータ通信ユーザ専用の小型PHS端末。パソコンのPCカードスロットに差し込んで使う。後にコンパクトフラッシュカードスロット用の小型版、P-in Comp@ctも発売された。