「攻殻機動隊」や「マトリックス」、「ニューロマンサー」…
アニメや映画、小説のジャンルはサイバーパンクが好きだ。
ゲームも例外ではない。
個人的にオススメの、Nintendo Switch(Light)で遊ぶサイバーパンクゲームを2つ紹介しよう。
2064:リードオンリーメモリーズ インテグラル
サイバーパンクゲームの名作「VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)」と並び称せれるのがこのゲームだ。
舞台は2064年のネオ・フランシスコ。
ジャーナリストの主人公は、突然やって来たチューリングという名のロボット、ROM(リレーションシップ・アンド・オーガニゼーショナル・マネージャーの略)とともに行方不明になった友人のヘイデンを探すことになる。
警察官のレクシー、スーパーハッカーのトムキャット、遺伝子操作で猫とのハイブリッドになった弁護士のジェスなど、ネオ・フランシスコに巣食う一癖も二癖もある人々と出会いながら、事件の真相に迫っていく…
あのVA-11 Hall-Aとも微妙に世界観が重なっていて、両方プレイすれば面白さは倍増する。
そして、その続編「Read Only Memories: NEURODIVER(リードオンリーメモリーズ ニューロダイバー)」のリリースも予定されている。
タイトルは明らかにウイリアムズ・ギブスンのサイバーパンク小説「ニューロマンサー」を意識してるし、内容は夢枕獏の「サイコダイバー」っぽくもある。
▷ ウィリアム・ギブスンの初期スプロール3部作がKindleで読める時代に感謝!!
当初は2020年リリースの予定だったけど、2022年に延期された。
VA-11 Hall-Aの続編「N1RV Ann-A」のように無期延期にならなければ良いけど…
いずれにしても楽しみにしておこう。
Nintendo Switch
Cloudpunk
主人公ラニアになって、未来都市ニヴァリスで空飛ぶ車を駆り、配達会社クラウドパンクで働くゲーム。
だから、ちょっと「デス・ストランディング」に似てるかも(僕はやったことないけど…)。
相棒の犬型AIのカミュと一緒に運ぶ荷物は、カチカチ時計の音がしたり(爆弾?)、喋りだしたり(アンドロイドの首?)だったり、非合法なものばかりだ。
配達の途中で拾うアイテムや、街中の人々と会話を交わすことで、新たなミッションが展開される。
いわゆる自由度が高い、箱庭系オープンワールドゲームだ。
気がつけばメインミッション無視で、街中をウロウロしている。
GTAやウォッチドッグスが好きな人には向いてるかも。
これもまた続編がある。
DLCの「Cloudpunk-City of Ghosts」やスピンオフ新作の「Nivalis」だ。
残念ながら、どちらもSwitchには対応していない。
Nintendo Switch
まとめ
本来サイバーパンクは、コンピュータやインターネットをテーマにしたSF作品。
しかし「ブレードランナー」や「AKIRA」が時としてサイバーパンクと呼ばれるように、最近はその作品の舞台が退廃的で無国籍な未来都市であれば、そう呼ばれるようになってきた。
もちろん、それに対して異を唱えるつもりはない。
僕も「ブレードランナー」や「AKIRA」は大好きだ。
雨の夜、傘をささずにOSAKAの街を歩いていると、そこはもうサイバーパンク的世界だ。
COVID-19ウィルスが蔓延する中、僕たちはもうサイバーパンクの時代に生きている。
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