高城氏の著書「LIFE PACKING」の次回タイトルが「LIFE PACKING2020」と予告されている。
つまり2020年までは、高城氏の持ち物をまとまった形で見ることができない。
あちこちで語られる発言から類推するしかないようだ。
そんな中で、もっともリアルタイムで参考になるのが、高城氏のメールマガジン「高城未来研究所『Future Report』」だ。
読者のQ&Aに答える形で、現在使用しているガジェット・アイテムを紹介している。
SHURE MV88
最近はじめましたポッドキャストのオープニングナレーションをホテルの部屋で録る際にもよく使っているのが、ShureのiPhone用マイク「MV88」です。
これは小さいのにコンデンサー型マイクで、専用アプリケーション「MOTIV」を活用することによって、カーディオイド(指向性)が変えられます。
勿論、24-bit /48 kHzレコーディングが可能。
大きく高性能なマイクロフォンは数多くありますが、小さく可動性が高く、高品位なマイクロフォンは、いくつかしかありません。
僕自身も、これを使って川のせせらぎ等を、頻繁に収録しています。
自然音を録音するアイテム・アプリに対する読者からの質問への回答。
SHURE(シュア)はマイクやヘッドホンなどを設計・販売する米国の音響機器メーカー。
MV88はLightningコネクターで接続する、iPhoneやiPadなどのiOS端末でスタジオレベルの録音を実現したモバイルマイクだ。
マイクは90°の角度調整ができるから、ライブパフォーマンスからインタビューまで、あらゆるレコーディングに対応している。
高城氏の回答にもあるように専用のアプリで、レコーディングやモニタリングのコントロールが可能。
専用のキャリングケースやヘッドホン用延長ケーブルはもちろん、ウインドスクリーンも付属しているから、携帯して野外での録音もOKだ。
ETSUMI ミクロディアFSYクロス
基本的に裸族です。
そのままカバンに突っ込んでますが、一応クロスに包んでいます。
最小の持ち物で移動している高城氏の、使用しているカメラバッグの質問に対する回答。
エツミはカメラバッグや三脚など、写真用品を企画販売している日本の企業。
ミクロディアFSYクロスは、ハイテククロスであるミクロディアを使用したクリーニング用の布だ。
カメラのボディやレンズなどの汚れはもちろん、CDなどのOA機器のクリーニングにも使えるという。
ただ、ふつうのクリーニングクロスと違うところは、一角に三角形のポケットがあること。
ここにカメラ本体やレンズを収めて包み込むことで、簡易保護ケースとして使うことも可能。
高城氏もこれに包んで、バッグに入れているようだ。
大きさはM(290×290mm)とL(420×420mm)があるので、カメラやレンズの大きさに合わせて選ぶことができる。
自信と安心の日本製だ。
まとめ
どこで見つけるのか分からないけど、どちらも興味深いアイテムだ。
僕は録音の趣味はないのでSHURE MV88の必要はなさそうだけど、ETSUMI ミクロディアFSYクロスはLUMIX CM10のクリーニングや保護に使えそうだ。
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