2017年2月25日、パシフィコ横浜で開催されたCP+2017のSONYブースで高城剛氏が講演した。
残念ながら僕は出席できなかった。
しかし、高城氏は基本的に講演中の写真・動画の撮影を認めているので、いつもどおりネットに動画が公開された。
講演自体も興味深いものではあったが、特に僕の目を引いたのが、冒頭部分の高城氏のガジェットによる仕事環境。
分かる範囲で分析してみよう。
高城剛氏の使用ガジェット
① MacBook
著書「LIFE PACKING2.1」でも紹介されていたMacBookをメイン機として使っているようだ。
高城氏は音楽や動画の編集を “基本的に” これで行っているという。
テキスト入力程度ならともかく、動画の編集には少しスペック不足なような気もするのだが…
注目すべきはキートップ。
ひらがながプリントされている。
高城氏はJIS配列の日本語キーボードモデルを使用しているようだ(「LIFE PACKING2.1」で紹介されていたものも同様)。
実際日本語入力にかな入力を使っているのかどうかは不明…
② iPad Pro 9.7インチ
MacBookとの対比からminiではないiPad、iPad Pro 9.7インチだと推察できる。
内容によっては音楽・動画編集にはMacBookより高機能な場合もある。
しかし、壁紙がmacOS Sierraのものであったりタスクバーが見えることから、高城氏はMacBookとアプリで連動し、サブディスプレイとして使用しているようだ。
iPadサブディスプレイ化の大本命 DuetDisplayを試す
MacBookのディスプレイとマウントアダプタを使って連結しているのが分かる。
シルバー(ベゼルホワイト)のiPhone・iPadを、こだわりを持って愛用している高城氏の唯一のスペースグレイ(ベゼルブラック)モデルか(?)。
これは「LIFE PACKING2.1」では紹介されていなかった…
③ iPad mini 4
「LIFE PACKING2.1」では電子書籍端末とドローンコントローラーとして紹介されていたiPad mini 4。
ここでも音楽・動画編集アプリの(?)コントローラーとして使っているようだ。
MacBookのキーボードとの角度差から、Smart Coverを使って斜めにして使っているのが分かる。
④ iPhone 7 Plus
iPhoneが大型化することに懐疑的だった高城氏。
しかし6で “スマホヨコ使い” に気づき、すっかりディフォルトになったという。
今回もヨコ使いで、iPad mini 4と同じくコントローラーとして使用しているようだ。
今でもiLEPO Flyshark2を使って、テキスト入力しているのだろうか…
高城剛氏も愛用! モバイルキーボード「iLEPO Flyshark2」を入手
まとめ
すべてがApple製品。
やはり数機種を連動させて使うには、同一OS(macOSとiOSだけど…)の方が使い勝手が良いということだろう。
あるいはMacやiOSのアプリに、音楽や動画編集アプリに優秀なものが多いのかもしれない。
できれば使用しているアプリも推察したかったのだけど、僕は音楽や動画の編集はまったくといってよいほどしないので、分からなかった。
そして、左奥にはApple Watchの姿が…
以前、Apple Watchは使わなくなったと高城氏はいっていたが、Season 2になって再び使うことにしたのだろうか。
一度はやめたものでもバージョンアップされたら試してみる、というところも、高城氏らしいといえば高城氏らしい。
そういえばその時、MacBookもやめたっていってたっけ…
高城剛氏もやめたらしい! やはりAppleの名を冠するモノは、成功しないのか!?