Amazon Fire HD 8には音楽専用に特化したプレイヤーがない。
プリインストールされているAmazonのミュージックアプリでも再生可能ではあるし、動画再生もできるVLCを使っていたが、イマイチ使いにくい。
そんな中、カスタムロム化したFire(7インチ)のCyanogen Modにプリインストールされている音楽プレイヤー「Apollo」が、非常にシンプルで使いやすいことが分かった。
これをFire HD 8にインストールして使うことができないか、いろいろ模索してみた。
Android化したAmazon Fire(7インチ)のカスタムROMとホーム画面を変更した
Apolloを自分でデータ化してみる
まず、以前ご紹介したFireにGoogle Playストアのアプリをインストールする方法を応用し、Cyanogen Mod化したFire(7インチ)のApollo(端末での表記は「音楽」となっている)をデータ化(apk化)してみる。
【裏ワザ】Amazon Fire タブレット 8GBに、Google Playストアにしかないアプリをインストールする方法【追記あり】
プリインストールされているアプリは、[ユーザーアプリ]ではなく[システムアプリ]にある。
前記の要領でデータ化しFire HD 8にインストール。
無事インストールできたものの、どういう理由かで起動することができない。
Apolloにはバージョンがいくつかあるらしいので、それが適合していないのかもしれない。
野良アプリを探す
Androidアプリの良いところは、ネット上にアプリが転がっていることだ。
探せば旧バージョンや、すでにリリースを終了したアプリも見つけることができたりする。
iPhoneなどのiOSアプリでは考えられないことだ。
ただし、それは同時に危険なことでもある。
中には端末を破壊したり、個人情報などのデータを抜き取るマルウェアを仕込んだアプリも存在する。
野良アプリの使用は、すべて自己責任だ。
すべてを踏まえたうえで、探すとやはりあった。
Androidハッカーなら知らない人はない、専用フォーラムXDA Developersだ。
[APP][4.1+][update soon] Apollo – CM Music Player (Updated 23.09.14)のページをやや下にスクロールしたところにある。
3種類、おそらく古いもの順に並んでいるようなので、とりあえず一番上のもっとも古いものを選んでクリック。
ダウンロードしたapkファイルを、いつもの要領でFire HD 8にインストール。
今回は無事に起動することができた。
再生も可能だ。
シンプルで非常に使いやすい。
Apolloはカスタマイズ可能
Apolloのはテーマを使って、ビジュアルのカスタマイズが可能だ。
Google Playで「apollo Thema」で検索すると、各種テーマが表示される。
中にはiOS風のテーマもある。
Apollo eyeOS 7 Stock RealPetChicken 音楽&オーディオ
まとめ
Fire HD 8はステレオスピーカーになって、手軽な音楽再生プレイヤーとしても優秀だ。
Apolloの使用で、さらに手軽になった。
音質にこだわらない、作業時のBGMプレイヤーとしては、これ以上の端末はないだろう。
※ Google Play以外からのアプリのインストールは100%安全ではない。ダウンロード・インストールはすべて自己責任で!