4年近く愛用していたチープカシオ「F-84W」を失くしてしまった。
出先で手を洗った時に外して、そのまま置いてきてしまったようだ。
ふだん腕時計を付けないこともあって、気づいたのは帰宅後しばらくしてから。
取りに戻ることもできず、そのままになってしまった…
そんなわけで(?)、新たにチープカシオを買い直すことにした。
今回僕が選んだのは、次期購入候補でもあった「F-91W」だ。
ブームは終わらない! 僕が次に狙ってるオススメのチープカシオ3選
CASIO スタンダード F-91W
相変わらずの簡易包装。
しかし、これで十分だ。
デザインはF-84Wと、ほぼ同じ。
裏蓋はステンレス製。
+の精密ドライバーで開けることができそうだ。
100均で調達できる電池であれば、自分で交換しながら、安価で使い続けることができるかもしれない。
発掘された「CASIO i-RANGE TOMATOデザイン」の復活を試みる
F-91WとF-84Wは、どこが違うのか!?
一見、違いが分からないF-91WとF-84W。
そっくりなデザインとナンバリングから、F-91WはF-84Wの後継機かと思っていたら、そうではないようだ。
F-91WはF-84Wの海外モデル。
当初、日本でF-91Wは販売されていなかったが、後にF-84Wと並行して国内販売が始まったという。
機能的には同じだが、F-84Wの方がF-91Wよりやや薄いらしい。
F-84Wの実物がないので比較できないが、F-91Wも薄型なので、それほど大きな差はないだろう。
このブログのF-84Wの投稿時の写真を見ると、ベルトのデザインも少し違うようだ。
またパネルのデザインも違って、後述の “WA” の表記がF-84Wにはない(こんな時ブログを残していると便利だ…)。
F-91Wは防水!?
F-91Wのパネル部分下部には、赤文字で “WR” と書かれている。
その左右には “WATER” と “RESIST” と書かれていて、これは耐水機能があるということだ。
F-91Wの “W” も “WATER RESIST” を表しているという。
カタログ上は日常生活防水となっているので、2〜3気圧防水程度。
雨や手を洗った時の水しぶきくらいは大丈夫だが、水泳や入浴など完全に水に浸かる使い方はできない。
一方で、ポケットに入れたまま洗濯機で洗ってしまったが、問題なく動作しているという情報もある。
カタログ以上の防水性は期待できそうだけど、過信は禁物だ。
マリンスポーツなどで使用する場合は、それ相応の防水機能を持った機種を選ぶべきだろう。
F-91Wは通称ビン・ラディンモデル!?
F-91Wは、アルカーイダの司令官であったウサーマ・ビン・ラーディン氏が使用していたことで有名だ。
実際に腕に付けている写真が確認されている。
そういうこともあってか、F-91Wはアルカーイダの時限爆弾の起爆装置にも転用されていたという。
それだけ時間計測の正確さが認められているということだろうが、これはF-91Wにとってあまりうれしくない評価だろう。
一方で、米国前大統領のバラク・オバマ氏も、若い頃に愛用していたという情報もある。
ビン・ラーディン氏逮捕(殺害!?)を目的とした米軍の “ネプチューン・スピア作戦” で、追う側と逃げる側双方が、どちらもF-91Wの愛用者であったという事実は、どこか因縁めいてとても興味深い。
なお “ネプチューン・スピア作戦” の全貌は、映画「ゼロ・ダーク・サーティ」で描かれている。
2時間37分と長いうえに中だるみする部分もあるが、後半の緊迫感は実話を元にしているだけに生々しい。
興味がある人には、一見の価値がある作品だ。
長い映画なので、疲れない吹替版がオススメだ。
まとめ
チープカシオの良いところは、安価なので失くしたり壊したりしても、経済的な痛手が少ないところ。
今回の紛失も、本体自体は1,000円以下の損害だ(正確にはベルトを変更していたので、+1,500円くらい…)。
とはいえ、たとえ安価であっても、愛着があるモノを失うのは悲しい。
失くして初めてF-84Wにも、いろいろな思い出があったことに気づいた。
その分このF-91Wは、大切に使わなくてはならない。
とりあえずバンドは変更せず、オリジナルのまま使うつもりだ。
カシオ F-91W-1JF
CASIO
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