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高城剛が愛用するワイヤレスイヤホン「Etymotic Research ER4XR」


高城剛氏のメールマガジン「高城未来研究所『Future Report』Vol.524」のQ&Aコーナー。
高城氏の愛用イヤホンに対する質問があった。
回答は以下のとおり。

【 A 】
いつもポケットに入れているワイヤレスイヤホンは、Etymotic Researchの「ER4XR」を、同社の「Etymotion BT Cable」でワイヤレス化したものです。
補聴器メーカーでもあるEtymotic Researchは、単なる原音忠実を目指すだけでなく、まるで顕微鏡で音を見るような高精細な再現性を製品に落とし込んでいる逸品です。
もう20年以上同社の製品を使っていることから、耳が慣れていることもあって、手放せなくなりました。
ちなみに、「脳や身体への影響」は、長時間使用もさることながら、聞く音楽の内容のほうが影響あると考えています。

高城氏の持ち物は、どれも気になる。
調べてみよう。

Etymotic Researchとは

Etymotic Research(エティモティックリサーチ)は、1983年に米国イリノイ州に設立された、音に関する研究開発と製造をしている企業。

そこで培われた技術力を利用し、遮音性能と原音再生能力を兼ね備えた、カナル型イヤホンなどを製造販売している。
科学者、視聴覚専門医、プロアマ音楽家など、音質を追及する人々に愛用されているという。

Etymotic Research ER4XR


原音に忠実なフラットなサウンドを特徴としたER4SRに対して、ER4XRはパワフルかつ躍動感あるサウンド。
高解像度をそのままに低域を強調させ、バランスドアーマチュア型とは思えないサウンドを実現しているという。

材質は、アノダイズド加工を施したアルミ製。
コードの長さは、1.5m。
付属品は、交換イヤーチップ・交換フィルター・交換ツール・ポーチ・シャツクリップ・ステレオアダプター。

本体部分は棒状になっているので、これを耳の穴に挿入する形になるのか。
独特の形状をしたイヤーチップは、確かに遮音性が高そうだ。

Etymotic Research ERETYMOTION-BT


高城氏は “Etymotion BT Cable” と記しているが、その名称のものはみつけることができなかった。
“ワイヤレス化” と書いているので、同社のものであればこれだろう。

Lucid Audioの技術を使用した、ERシリーズ用のBluetoothケーブル。
ブルートゥースチップは、Qualcomm「QCC3034」を採用し、リモコンは3ボタン機能とマイクを内蔵し通話が可能。
ヘッドホンアンプ内蔵のDACチップAKM「AK4331」を搭載し、高音質を実現。

Bluetooth5.0で、対応コーデックはAptX・AptX HD・AptX LL。
約1時間でフル充電し、連続再生時間は最大8時間という。
対応機種は、ER2SE/XR・ER3SE/XR・ER4SR/XR。
付属品は、シャツクリップ(2個)・ジッパードポーチ・USB充電ケーブル。

これとER4XRのイヤホン本体部分を接続することでワイヤレス化、Bluetoothイヤホン化できるようだ。

まとめ

両方合わせて5万円以上だから、高価なイヤホンだ。
しかし音質の評価は高い。

ERETYMOTION-BTの充電が、micro USBなのが残念だ。
次期モデルでUSB-Cに変更されるかもしれない。
それから購入を検討しても良いだろう。

それより高城氏のいう、“聞く音楽の内容” というのが気になる…



 
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