PR

やっぱり他人の持ち物は気になる! flick!特別編集「モバイルワーカーの超愛用品」


高城剛氏のLIFEPACKINGシリーズと同じくらい楽しみにしている本がある。
flick!特別編集の愛用品シリーズ(?)だ。

2018年2月26日、その新刊「モバイルワーカーの超愛用品」が発売された。

モバイルワーカーの超愛用品

今回は、前半が「手にとると人生が楽しくなる選りすぐりの愛用品」で、後半が「デジタル達人が選んだ愛用品たち」の2部構成になっている。

前半の「手にとると〜」は、月刊誌「flick!」の内容に近く、主に新商品ガジェットの紹介。
後半の「デジタル達人が〜」が、本来のflick!特別編集の愛用品シリーズ(?)なのだが、いつもの半分くらいの人数になっていて少し残念…
さすがに登場する人がいなくなってきたのかもしれない。

flick!特別編集の愛用品シリーズ(?)

タイトルがそれぞれ違うので、シリーズとして取り上げるのが正解かどうかは分からない。
しかし、おそらく同じコンセプトで編集していると思われるから、ここではシリーズ扱いしておこう。

携帯ツール百科 あなたのデジタルデバイス見せて下さい

最初に発売されたのは、「携帯ツール百科 あなたのデジタルデバイス見せて下さい」。
2013年3月10日発行となっているから、5年前だ。
当時は電子書籍が一般化されておらず、紙の本だけでの出版だった(後にKindle化されている)。
僕も紙の本を購入し、自炊してデータ化している。

いしたにまさき氏や松村太郎氏、弓月ひろみ氏など、今でも活躍されている方が多く取り上げられている。
そして驚くのが、あの “ピコ太郎” をプロデュースした(?)古坂大魔王も登場していること。
flick!は先見の明があったのかもしれない…

僕が四角大輔氏を知ったのも、この本だ。

鞄の中のデジモノ百科

次に発売されたのは、「鞄の中のデジモノ百科」。
発行は2014年6月10日。
これも僕は自炊しデータ化している。

「アキハバラ@DEEP」の “イズム” こと松嶋初音氏や当時の(?)某社アイドル社員 種ちゃん、そして “乃木坂女社長ぴちきょ” こと東智美氏など、ガジェット系のムックにも関わらず女性が多く取り上げられはじめたのも、時代の流れかもしれない。

デジタル達人の超愛用品

第3弾は「デジタル達人の超愛用品」。
発行は2017年4月10日。
このあたりから電子書籍化され始めたのだが、僕はこれも紙の本で購入し自炊している。
電子書籍(Kindle版)の発行が、紙の本より遅かったからだ。

また本書から、いしたにまさき氏やコグレマサト氏、弓月ひろみ氏など一度取り上げられた人が再登場している。
さすがに未登場の “デジタル達人” が少なくなったのかもしれない。
しかし、前回と持ち物がどう変わっているのかを見るのも楽しいものだ。

まとめ

個人的には「鞄の中のデジモノ百科」で特集されていた「デジタルの本場! シリコンバレーの人たちの持ち物は!?」が興味深かった。
シリコンバレーやサンフランシスコなどはもちろん、深圳などアジアの電脳都市で活躍しているギークたちの持ち物、愛用品を見てみたい。
海外ということで取材に限界はあるかもしれないが、特集すれば面白いものになるんじゃないか、と思っているのは僕だけなのかな…

今回はKindle版と紙の本が同時にリリースされている。
僕は当然(?)Kindle版を購入した。
Amazonの説明に、

デジタル版は、紙の雑誌とは内容が一部異なり、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、本誌掲載の情報は、原則として奥付に表記している発行時のものです。

とあるが、どこが異なるんだろうな…