現在、Amazonでは「Kindle書籍2冊以上購入で20%ポイント還元」キャンペーンを開催している。
2018年8月10日(金)15:00~2018年8月19日(日)23:59(日本時間)の期間中に、対象となるKindle書籍を2冊以上購入すると、20%のポイントが還元される。
参加方法はキャンペーンページにアクセスし、[キャンペーンに参加する]をボタンをクリックしてキャンペーンに登録し、対象となるKindle書籍を購入する。
ただし、同日に2冊以上購入する必要がある。
日をまたいでしまうと、ポイント還元の対象外になってしまうので注意が必要だ。
ポイントは2018年8月30日以降に、順次付与されるという。
対象となるKindle書籍には、SF小説もラインナップされている。
僕がオススメするのは、以下の7冊だ。
星を継ぐもの
月で宇宙服を着た5万年前の死体(!?)が発見されたことから始まるミステリー仕立ての作品。
人類の進化の謎に挑むハードSFだ。
この作品以降、「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」と続く3部作、と思われていたが、後に「内なる宇宙」が続き “巨人たちの星シリーズ” と総称されている。
これを、もっとも好きなSF小説とする人も少なくない名作だ。
一九八四年
このブログでも何度か紹介している、ジョージ・オーウェルのディストピア小説。
監視社会・全体主義の恐怖を描く、現在日本にも適応しそうな一冊だ。
教養書のひとつとして一読の価値がある一冊といって良いだろう。
僕が好きな作家のひとりである米国の作家、トマス・ピンチョンが解説を書いている。
トマス・ピンチョンの作品もKindle化されれば、もう少し読みやすくなるかもしれない…
夏への扉
今さら何の説明も必要ない、ロバート・A・ハインラインの数多い代表作のひとつ。
タイムパラドックスを扱ったタイムトラベルものの、今となっては古典作品といって良いだろう。
タイトルどおり、読後感は切なくも爽やかだ。
ボッコちゃん
ショートショートの名手、星新一の代表的短編(ショートショート)集。
ひとつひとつの作品が短いので、合間時間にちょっと読むのにも最適。
同じ星新一の「きまぐれロボット」と並んで、この作品で読書の楽しさを知ったという人も少なくないだろう。
とはいえ、僕は星新一の良い読者ではない。
僕が唯一読了したのは、星新一らしくない(?)長編「夢魔の標的」だけで、この「ボッコちゃん」もKindle版を購入済みなのだが、未だに読めていない…
おもしろくないわけではないんだけど、どういうわけか読めていない本ってないだろうか(僕だけ?…)。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
これも何の説明もいらない、フィリップ・K・ディックのSF小説。
先ごろ続編も公開された、映画「ブレードランナー」の原作ではあるが、人物設定や世界観などが大きく異なっている。
ストーリー自体も違うので、もはや別物と考えるべきだろう(そもそもタイトルも違う…)。
しかし小説は小説で面白いので、先入観を持たずに映画とは別に楽しんで欲しい。
スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選
作品集、アンソロジーの良いところは、今まで読んだことがなかった作家に出会えるところだ。
これは僕も未読なので、詳しいことは書けない。
だだ、ハズレなしと評価は高いので、ゲーム好きのSFファン(僕も?)購入して損はなさそうだ。
折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー
これも僕の未読作品。
現代の中国SF短編小説のアンソロジーだ。
僕が敬愛するSF作家、藤井太洋が絶賛していたので、以前から興味があった作品集ではある。
中国のSF作家というと、僕は編者のケンリュウくらいしか知らない(これも未読だけど…)。
とはいえ今や中国は、PCやスマートフォンなどガジェット類の一大生産国で、世界最大の電脳都市 “深圳” を擁する国。
SFの舞台にも、新しいSFを生み出すにもふさわしい国だ(国家体制もディストピアSF的?…)。
中国SFは、今後注目されるべきジャンルといって良いだろう。
まとめ
僕は「スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選」と「折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー」を購入した。
紙の本で読んだ「一九八四年」と「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を、これを機会にKindle版に買い替えるかどうかも検討中だ。
今、お盆休みの人も多いだろう。
外は相変わらずの猛暑だし、観光地はどこも人に溢れている。
クーラーの効いた部屋で、SF小説にドップリ浸かるのも、贅沢な休暇の過ごし方ではないだろうか。
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[文中敬称略]
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