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スノーデンが研究に使っている端末の研究


先日紹介した、エドワード・スノーデン氏が開発に携わったというAndroidセキュリティアプリ「Haven: Keep Watch」。

あのスノーデンが開発したAndroidセキュリティアプリ「Haven: Keep Watch」の使い方

アプリ自体も興味深いものではあったが、それ以上に僕たちの目を引くのが、Haven紹介動画でのスノーデン氏の研究室(?)。
そのデスクに置かれたガジェット類だ。

見慣れたものもある。
検証してみよう。

スノーデンの研究素材

① Nexus 5X

デスクの正面に、スタンドに立てかける形で置かれてるスマートフォンは、背面のロゴとカメラの位置や形状からNexus 5Xであることが分かる。

NexusシリーズはGoogle製スマートフォンのOEMブランドで、前モデルのNexus 5と同じく韓国のLGが製造している。
発売は2015年10月だから、もう2年以上前の端末ということになる。
現時点で最新のAndroid 8.1 Oreoもサポートされているものの、もうこのあたりが最後になりそうだ。

この5Xと6PがNexusシリーズの最終モデルとなり、その後はPixelシリーズに取って代わられる。

背面には “LEAK MORE DOCS” というステッカーを貼っている。
どういう意味があるのだろうか…

徹底比較! Nexus5 vs Nexus5X 買替えを(一応)検討してみる

② iPhone 6s

デスクの右奥に無造作に置かれているのは、iPhone 6sのようだ。
iPhone 6と6sは、外観は同じなので見分けるのが難しいが、カラーがピンクに見えること(6はスペースグレイ・ゴールド・シルバーの3色で、ローズゴールドがあるのは6s)から6sだと想像できる。

6sも2015年9月の発売で、前述のNexus 5Xとほぼ同じ時期。
これはスノーデン氏がTwitterを開始し、様々なセキュリティについて発言しだしたのとも同時期(2015年9月)。
これには何か関連性はあるのだろうか…

③ 謎の開発中機器!?

実は僕がもっとも気になるのが、iPhone 6sの手前に見える機器。
一見、分解したスマートフォンの一部(背面?)に見えなくもないが、形状が特殊だ。
また、iPhone 6Sと並べて置かれていること、大きさが6sと同じくらいでカメラ位置も適応しそうなことから、去年の夏に一部情報が流れた、スノーデン氏が開発中の当局の不正アクセスを防止するiPhoneケースではないかと、僕は想像する。

国の個人盗聴行為をすっぱ抜いたEdward Snowdenがプライバシー保護のためのiPhoneケースを開発中【TechCrunch Japan】

これはSIMカードに接続し、モバイル回線・Wi-Fi・Bluetooth・GPSなどをトレースし、iPhoneがユーザーが意図しない通信を行った場合に警告するという、スノーデン氏ならではの機能を搭載したセキュリティケースということだった。

発表当時(2016年夏)には、来年中には発売したいという情報もあったが、現時点(2017年末)では完成されたという話は聞かない…

先日リリースされたばかりのHavenの紹介動画なので、それほど以前の映像とも考えにくい。
動画の状態を見る限りでは、完成間近という感じではなさそうだが、時間がかかってもリリースを待ちたいと僕は思っている…

まとめ

謎の開発中機器(?)に関しては、100%僕の想像だ。
まったく関係がない、分解されたスマートフォンの残骸という可能性も充分にある。

でも、こういう動画や画像を見て、あれやこれや想像するのが僕は好きだ。
どうやら、このヲタク体質は死ぬまで治ることがなさそうだ…

 
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