Apple TV
家庭用テレビを利用して様々なコンテンツを楽しむというコンセプトは、Apple TVがエポックメイキングといっても良いだろう。
とはいえ、第2世代から外装は変わらず、マイナーアップデートのみされた第3世代が発売されてから3年半。
もうAppleはApple TVを諦めたのか? と思っていたら、デザインも機能もアップデートされた第4世代が発売された。
Apple TVができること
- HuluやNetflixなど、VOD(ビデオ・オン・デマンド)の視聴
- YouTubeなどの、動画配信サイトをアプリで視聴
- iTunes Storeで購入・ダウンロードした映画や楽曲の再生
- iTunes Storeでダウンロードしたゲームのプレイ
- 自分で撮影した動画や写真の上映
など…
Apple TVの特徴
第4世代になりOSは専用のtvOSになった。
これによりサードパーティー製のアプリが利用できるようになる。
コントローラーも一新され、スワイプやタップで操作するTouchサーフェスを搭載し、加速度センサー及びジャイロスコープなどを備え、ゲームコントローラーとしても使用可能。
さらにSiriにも対応し、各種検索はもちろん、動画や音楽の再生・停止・スキップなども音声で操作できるようになった。
ただ気になるのは、何といっても価格だ。
同様の機能を持つAmazon Fire TVが11,980円に対し、Apple TVは32GBのモデルでも17,064円。
ほぼ同様の機能で5,000円以上の差は小さくない。
Amazon Fire TV
超(?)低価格タブレット端末、Fireでカジェット界に旋風を巻き起こした(?)Amazon。
そんなAmazonが満を持して発売したセットトップボックスが、Amazon Fire TVだ。
Fire TVができること
- HuluやNetflixなど、VOD(ビデオ・オン・デマンド)の視聴
- YouTubeやニコニコ動画など、動画配信サイトをアプリで視聴
- Amazonビデオストアなどで購入・レンタルした映画や楽曲の再生
- Amazonプライム・ビデオやPrime Musicの視聴
- micro SDカードの利用(最大200GB)
など…
Fire TVの特徴
なんといってもAmazonの各種サービスと直結しているところ。
Amazonプライム会員であれば、AmazonプライムビデオやPrime Musicが見放題・聴き放題だ。
そして本体のストレージは8GBしかないが、microSDカードが利用できるため、最大で200GBまで拡張できる。
また購入時のアカウントで設定されて配達されるので、セッティングはテレビに接続し、Wi-Fiの設定をするだけだ。
まとめ
Apple TVとFire TV。
ふつうに使うには、どちらも遜色ないだろう。
ただ、micro SDカードが使えるという拡張性の高さはFire TVの利点だ。
さらに価格面も、128GBのmicro SDカード代をプラスして、Apple TVの32GBとほぼ同額。
特にこだわりがないなら、コストパフォーマンスが高いのでFire TVがオススメだ。
AppleマニアならApple TV、Amazonプライム会員ならFire TVというところか。
もちろん、AppleユーザーでAmazonプライム会員なんて人も少なくないだろうから、あとはお好みで、ということになってしまう。
Amazonビデオの配信開始以来、AmazonではApple TVは販売されていない。
近々、Apple TV用にAmazonビデオの専用アプリがリリースされるっていう噂があるけど、そしたら販売が再開されるのだろうか…
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