WWDC2015で鳴り物入りで発表されたApple Musicだったんだけど、米国ではすでに半数近くのトライアルメンバーが利用をやめているという調査があった。
Apple Music、米国ではトライアルメンバーの48%が既に利用をやめているとの調査結果【スラド】
また、今年(2015年)4月に発売され、今期上半期のガジェット界の話題をさらったApple WATCHも、ここにきて売上が鈍ってきているという。
Apple Watch、あまり日本で売れてない? 興味薄れる傾向も…【ギズモード・ジャパン】
Apple TVも3年以上、新型が発表されていない。
やはり、“i” ではなく “Apple” の名をつけた製品やサービスは、成功しないのだろうか…
Apple Music
邦楽のバリエーションが少ないんで、日本では厳しいんじゃないかな、と思っていたら、米国でもこんな結果が出ていた。
実際、僕のまわりのiPhoneユーザーでも活用している人は少なく、ダウンロードした曲を聴くという、従来のミュージックアプリとしてしか利用していないようだ。
ストリーミングはデータ量を使うし、結局聞きたい曲しか聞かないからね…
僕も必要のない機能をオフにし、ミュージックアプリとして使っている…
Apple Musicなんてイヤだ! 前のミュージックアプリがイイ! という人の設定方法
Apple Watch
最近、街でも着けている人を時々見るようになったApple Watch。
スマートウォッチでのシェア率は圧倒的みたいなんだけど、そもそもスマートウォッチを着けている人の割合ってどんなもんなんだろうね。
僕自身、欲しくなったりヤッパいらないやと思ったり、心揺れてる状態だ。
踏ん切りがつかないのは、使う理由がないから。
ちょっと買ってみるか、という値段でもないしね。
やっぱりiPhoneと連動していなければ、時計としての機能しか使えないというのは致命的かな…
simを装着して、単独で準スマートフォン的な機能が備われば、購入を検討することにしよう…
Apple TV
そもそもApple TVにしかない機能って、何なんだろう。
そのほとんどは、MacやiOS端末でできるんじゃないかな。
ただ、コンテンツをテレビの大画面で、家族など大人数で同時に共有できるっていうのがウリなんだろうな。
だけど今、特に日本は核家族化、パーソナル化が進み、大人数でエンターテイメントを共有する機会が減ってきている。
テレビ自体を持たない家庭も増えてきているという(ミニマリストだけではないみたい…)。
そんな中でApple TVの必要性が、僕には理解できない…
高城剛氏もApple MusicとApple Watchをやめたらしい
いつもの(?)高城氏のメルマガ「Future Report」のQ&Aコーナー、MacBookシリーズの選択肢の相談に対する回答にこんなものがあった。
【 A 】
最近やめたアップル製品が3つほどありまして、ひとつがapple watch、ふたつ目がMacbook、みっつめがapple musicです。
最後のapple musicは製品というよりサービスですが、僕が求めるものとは大きくかけ離れていました。
また、Macbookはパフォーマンスの問題、そしてapple watchは、使ってて楽しいモノではありませんで、スッパリやめた次第です。
さて、ご質問。
映像を編集する場合、4KならMacbook Pro、HDならMac book Airが最低でも必要で、あたらしいmacbookはオススメしません。
僕自身、ここにあげたすべての最高スペックの最新モデルを所有しており、徹底的に使い込んだ実感からのアドバイスです。
ご参考までに。
高城氏もApple MusicとApple Watchを使わなくなったようだ。
もちろん高城氏が認めないものはダメだ、なんていうつもりは毛頭ない。
人それぞれの価値観だからね。
でも、ガジェット好きの代表者のひとりが言うことだから、説得力はあるよね…
まとめ
もちろん、ネーミングだけで売れる売れないが決まるわけではない。
ましてやAppleというネーミングイメージは、少なくとも現時点では、決して悪いものではない。
例えば単純に、“iMUSIC”や“iWATCH”“iTV”なら成功していたか、といえばそんなことはないだろう(意外と成功していたかもね…)。
でも、こういう結果を見ていると、なんだかジンクス的なものがあるんじゃないかと思ってしまう。
それともApple自身が、成功を見込めない製品やサービスにはAppleをつけるようにしているのかな…