復活の月9!? 「コンフィデンスマンJP」は上質のコンゲームドラマだ!


月9といえば月曜日9時のフジテレビのドラマ枠。
「ひとつ屋根の下」や「101回目のプロポーズ」、「ロングバケーション」など、視聴率30%を超える人気ドラマを数々生み出してきた。
僕もかつては一生懸命見ていた記憶がある。
もう10年以上前(もっと前!?)の話だ。

しかし最近は人気に陰りが出て視聴率も低迷し、ドラマ枠の存続さえ危ぶまれているという。
そんな中、今期のドラマは意外と(?)面白いという情報を聞き、見てみることにした。
「コンフィデンスマンJP」だ。

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ふつうの月9ドラマではない!?

月9といえば、アイドル俳優が主演するありきたりなラブストーリー、というイメージが強い(偏見?)。
しかし今回のドラマ、「コンフィデンスマンJP」は詐欺師グループが主人公で1話完結だという。

1話完結なので、途中から見ても分かるという理由もあったが、詐欺師グループが主人公という、僕が好きなコンゲームものだ。
これは、とりあえず見る必要があるだろう。

コンゲームとは!?

コンゲーム(con game)は、confidence gameの略で “信用詐欺“ のこと。
つまり相手を騙して信用させ、金品を巻き上げる詐欺のことだ。
これでこのドラマのタイトルに、あまり聴き慣れない “コンフィデンス” という文言が使われている理由が分かる。

代表的なコンゲーム作品としては、もはや古典映画ともいうべき「スティング」をあげておこう。
主演はポール・ニューマンとロバート・レッドフォード。

ケチな詐欺師の若者が伝説の詐欺師と手を組んで、ギャング組織に復讐するというストーリー。
というと、殺伐としたギャングものというイメージになりそうだが、そこはコンゲーム。
どちらかというとコメディー色が強い、見ていて疲れない作品に仕上がっている。
ラスト直前の二転三転するどんでん返しは、息もつかせない面白さだ。

1973年公開の米国映画だから、半世紀近く前の作品。
しかし今見てもこの映画の魅力は、少しも変わらないはずだ。

最近のコンゲームものでは「オーシャンズ11」が有名だ。
1960年公開(半世紀以上前!)の「オーシャンと十一人の仲間」のリメークであるが、その後同じキャストで「〜12」「〜13」とシリーズ化された。
個人的には「オーシャンズ11」の主役2人、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットで、「スティング」のリメイクをやって欲しかったな…
デビュー当時のブラピは、ロバート・レッドフォードにそっくりだったからね…

コンフィデンスマンJP

ストーリーは単純明快で、詐欺師グループのダー子とボクちゃん、リチャードの3人に、たまに五十嵐を加えた4人で、毎週別の悪人を標的にして詐欺を働く。
単純に金品を巻き上げるだけでなく、悪人に苦しめられていた人を助けるという、義賊的な側面もある。

詐欺の標的になる人物を演じるのは有名俳優や芸能人だ。
第1話は経済ヤクザを江口洋介、第2話はホテル買収業者社長を吉瀬美智子、第3話は悪徳美術商を石黒賢、第4話は産地偽装業者社長を佐野史郎が、それぞれ演じている。

次の悪人は誰が演じるのか、という楽しみもある(特に最終回!)。
この仕組みは「古畑任三郎」っぽくって、なかなか面白い。

長澤まさみ最高!

このドラマの魅力は、もちろん脚本にもあるのだが(脚本は人気ドラマ「リーガルハイ」の古沢良太。残念ながら僕は「リーガルハイ」を見ていない…)、何といってもダー子を演じる長澤まさみ。

驚異的な記憶力であらゆる知識を短時間で取得し、様々な職業・人物になりすますダー子が、いろいろなコスプレ(?)で登場する。
長澤まさみの、主演でありながらコメディーリリーフ的な演技も見どころのひとつだ。

長澤まさみといえば、僕は「モテキ(映画版)」を思い出す。
あの長澤まさみは、驚異的に可愛かった…

あとは多くの映画賞を受賞した「海街diary」。
長澤まさみの他に、綾瀬はるかや夏帆、広瀬すずの美人四姉妹が登場する、なんとも切なくて幸せな映画だ。

テレビドラマでいえば「都市伝説の女」が面白かった。
都市伝説オタクの美人女刑事役の長澤まさみのエキセントリックな演技は、この頃から完成されていたのかもしれない。

まとめ

というと、いかにも長澤まさみ目当てで見ているように思えるかもしれないが(まぁ、そういう部分も否定できないが…)、ボクちゃん役の東出昌大やリチャード役の小日向文世のコミカルな演技も見逃せない。

個人的にはメンバーの中でも異彩を放つ(?)、五十嵐を演じる小手伸也が気になっている。
僕はこの人を初めて見るんだけど有名な俳優なんだろうか…
強面にも関わらずスットボケた感じが、とても面白いんだけど。

[文中敬称略]

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