ほぼ毎日のようにYouTubeを観ている。
しかし、いわゆるYouTuberのチャンネルは、ほとんど観なくなった。
代わりに観ているのは、映画会社やアニメ会社の公式YouTubeチャンネルだ。
映画やアニメを、期間限定（2週間が多い）で無料公開しているから、これらを観るだけでYouTuberのチャンネルなど観ているヒマがない。
僕が登録しているチャンネルのひとつ、角川シネマコレクションで特撮映画が3本、立て続けに公開される。
時をかける少女
言わずと知れた、原田知世の映画デビュー作にして代表作。
これを特撮映画とするには無理は承知だが、特撮部分がないわけではないので、ここではあえて特撮とする。
原作は筒井康隆の同名小説。
監督は大林宣彦。
「転校生」「さびしんぼう」と並んで尾道三部作のひとつ。
当時の同時上映は、薬師丸ひろ子主演の「探偵物語」。
誰もが1年半ぶりの新作「探偵物語」目当てだったが、映画館を出る頃には「時をかける少女」の原田知世に魅了されていた（僕もそのひとり…）。
何度か映画化・ドラマ化・アニメ化されているが、本作を超えるものはないと断言しておく（断言2度目…）。
2024年4月12日、2週間限定でプレミア公開。
ガメラ2 レギオン襲来
以前このブログでも紹介した「ガメラ 大怪獣空中決戦」の続編
平成ガメラシリーズ3部作の2作目だ。
舞台は前作「ガメラ 大怪獣空中決戦」の1年後。
北海道に落下した隕石から、発生した地球外生命体（？）レギオンが、日本全土を襲う。
対するのは地球の守護神、ガメラだ。
前作に引き続き、藤谷文子や螢雪次朗も同じ役で出演している（個人的推しの中山忍が、写真のみの登場なのが残念…）。
この調子で、さらに続編「ガメラ3 邪神覚醒」も公開して欲しい。
2024年4月26日、2週間限定でプレミア公開。
大魔神
ガメラと並ぶ、大映映画の特撮人気キャラクタの大魔神。
舞台は戦国時代。
領主の圧政に苦しむ領民たち。
彼らの拠所は、山の巨大な武人像。
それを快く思わない領主は、武人像の額に鉄杭を打ち込む。
するとその傷口から、真っ赤な鮮血が…
やはり圧巻は、埴輪のように無表情な武人像が、憤怒の表情の大魔神と変身し、圧倒的な破壊力で領主を追い詰めるところ。
分かりやすい勧善懲悪の内容だが、クライマックスの特撮は見どころ十分。
今となっては珍しい、時代劇特撮だ。
これも「大魔神怒る」「大魔神逆襲」と続く三部作。
こられらの公開も期待したい。
2024年5月10日、2週間限定でプレミア公開。
まとめ
いずれも名作の誉れ高い作品ばかり。
こんな作品が無料で観られてイイのか、と思ってしまう。
せっかくなので、十分に堪能させてもらおう。
［文中敬称略］
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