Fire 7(2015)が発売され、続いてFire HD 8(2016)がリニューアルされた。
次はリニューアルされるだろうと思っていたら、新型Fire 7(2017)とFire HD 8(2017)がリリースされた。
買いか否か!? 新型Amazon「Fire 7」「Fire HD 8」リリース!
これは売り切って廃番にするつもりか、と思っていたら突然リニューアルされた。
「Amazon Fire HD 10」だ。
Fire HD 10 タブレット(Newモデル)
旧モデルと、どこが変わったのだろうか。
Fire HD 8と合わせて、スペックを比較してみよう。
まず目を引くのが同じ10.1インチながら、ディスプレイの解像度が1,280×800(149ppi)から、フルHDの1920 x 1200解像度(224ppi)に強化されていること。
さらに、プロセッサが1.8GHzのクアッドコア、RAMが2GBと強化・倍増されパフォーマンスが旧モデルと比べ30%アップしているという。
一方でカメラが500万画素から200万画素にスペックダウンしているが、もともとがおまけのような機能なので問題ないだろう。
またFire HD 8と同じく、ジャイロスコープが非搭載となったが、これも通常の使用では不都合なさそうだ。
価格も旧モデルは16GBタイプで29,980円だったのが、32GBタイプで18,980円と大幅に値下げされている。
さらにAmazonプライム会員であれば、いつもの(?)4,000円引きに加えて、10/17までの予約購入で770円分のAmazonビデオ用クーポン券がプレゼントされる(旧32GBタイプも現在40%OFFの19,788円で発売中)。
発売は2017年10月11日(予定)で、現在絶賛予約受付中だ。
新機能「For You」
FireHD 10はホーム画面に、新パーソナライズ機能「For You」が追加されている。
KindleやAmazonビデオ、ミュージックなどの使用を中断しても、スムーズに再開できる機能だ。
さらに、様々な使用履歴からコンテンツを横断して、ユーザーに最適なコンテンツをオススメしてくれる。
For Youは、既存のFireシリーズにもOSのアップデートで搭載される予定だ。
まとめ
全体的なスペックアップで、Fireシリーズの最上級モデルになった、といって良いだろう。
10.1インチで500gなので外出時に持ち歩くには少し大きすぎるが、自宅用のパーソナルコンテンツビュアーとしては性能とコストパフォーマンスで、タブレット選びの最適解のひとつになりそうだ。
外出用はFile 7やHD 8、自宅ではHD 10という使い方も、同一アカウントでログインしていれば履歴が同期されるので、どちらからも続きを見ることができる。
File 7かHD 8と、HD 10の2台買ってもAmazonプライム会員なら2万強なので、サイズ違いで追加購入という選択肢も出てきそうだ。
ジャイロスコープ搭載の旧Fire HD 10は、在庫あるのみだ。