めでたく2014夏のMVPに輝いた「ギョサン」
今年は暑くなるのが早く、すでにコイツの季節がやってきた。
ギョサンは完成された履物だ!
約半年ぶりに履いてみると、あらためて頑丈な造りに感心する。
一体成型の鼻緒が足をしっかりホールドしてくれて、足の裏と靴底のフィット感も絶妙だ。
ふつうのビーサンにありがちな頼りなさが微塵もない。
それでいて、当然風通しも良く蒸れない。
汚れたら足ごと水洗いできる。
ホント、夏の履物として完璧じゃないかな。
サイズも豊富でレディースやキッズまである。
値段も1.000円前後で、ふつうに履くぶんには2〜3年は平気で持ちそうだ。
履き潰したら、また買い直せばイイしね。
カラーバリエーションも多いから、色違いで履き替えるのもアリかも知れない。
ギョサンのオススメポイントと注意点
ギョサンの良い点
- 安い!
価格が1,000円前後と、とにかく安い。
気軽に購入して、履きつぶしても気にならない。 - 頑丈!
ふつうのビーチサンダルは、鼻緒と本体の2つのパーツからできている。
履いていると、鼻緒が本体から抜けてしまった経験があるという人もいるだろう。
しかしギョサンは一体成型なので、鼻緒が抜ける心配がない。
ガシガシ履いても大丈夫だ。 - 蒸れない!臭くならない!
ギョサンの素材は樹脂なので、足の裏の汗や脂が染み込むことがない。
風通しも良く速乾性もあるので、蒸れないのでニオイが気になることもない。 - サイズが豊富!
ふつうのビーチサンダルはフリーサイズで、せいぜい女性用・子供用があるくらいだ。
ギョサンは男性用・女性用ともに、1cm刻みではあるがサイズがある。
自分にとってのジャストサイズを選ぶことができる。 - カラーが豊富!
とにかくカラーバリエーションが多い。
通常モデルでも10色を超え、さらにメタルカラーや蛍光色などのモデルもある。
ギョサンの気になる点
- デザイン…
一部で便所サンダルと呼ばれるくらい、デザインが地味(実際そういう場所でも使われていた…)。
ただしデザインは好みの問題で、個人的にはムダを削ぎ落とした機能的なデザインだと思っている。 - 重い…
樹脂の一体成型で底も厚いため、ふつうのビーチサンダルと比べると重い。
これは本来の使用目的がレジャー用ではなく、漁業従事者の仕事用なので頑丈にするためにはある程度の重さも必要ということだろう。 - 汚れる…
滑り止めのためだろう、足の裏に当たる部分に細かい突起があり、この間に砂や泥などの汚れが溜まりやすい。
この汚れは、使い古した歯ブラシなどで水洗いすると、簡単に落とすことができる。
ギョサンは高城剛氏も愛用している
僕が毎週楽しみにしている高城剛氏のメルマガ、高城未来研究所『Future Report』。
読者の質問に高城氏自身が答える、Q&Aコーナーが特に好きだ。
回答で高城氏の考え方はもちろん、ガジェットやファッションなどの愛用品も知ることができる。
そんな中で、高城氏がギョサンを愛用していることが分かった。
(前略)
今週は南半球、真夏のブラジルにおりまして、靴を履かない生活を続けています。先日、長年愛用していましたサンダルが壊れ、スキューバのインストラクターから漁師の友人まで幅広く聞いて入手したサンダルが、通称「ギョサン」と呼ばれる「パールサンダル」で、今週はそれを持ち込んでいます。ブラジルのサンダルといえば、いまや世界的なメーカーにまでなった「ハワイアナス」ですが、この隠れたメイドインジャパンの逸品である「ギョサン」は、実に履きやすいサンダルだと思います。少し厚みがあるのが難点ですが、それに引き換えてもプロの皆さんが「一度履いたらやめられない」というのも納得です。もともとダサいオヤジ色しかなかったそうですが、ここ5、6年で人気が出てカラーバリエーションも豊富になりました。まだまだ日本の夏には早いと思いますが、機会ありましたら是非お試しください。【高城未来研究所『Future Report』 Vol.187】
考えて見れば僕がギョサンを知ったのも、これだったかも…
(前略)
また、最近の普段履きはコールハーンを履いています。ジョギングを除くあらゆる服装にあい、暑さと寒さに強いシューズです。特にスニーカー技術を用いた軽いソールとウォータープルーフが気に入ってまして、なぜか小さなサイズが日本にありませんので(販売していませんので)、米国で購入しています。ちなみにサンダルは、日本人ならば「パール」(通称:便所サンダル、ギョサン)だと思い
ますよ!【高城未来研究所『Future Report』 Vol.143】
もしかしたら「LIFE PACKING」の続編で、ギョサンが紹介されるかも知れないね。