そんな氏のメールマガジン、高城未来研究所「Future Report」の中で、衝撃の発言(?)があった。
僕は自分自身をミニマリストだと思ったことはありません
気になる証言があったのは、2015年5月15日配信分。
人気のQ&Aコーナーの最終質問だ。
▽Q.18▼▽
高城さん、こんにちは。私は1年半程前より断捨離を進めております。
ミニマリストの定義が定かではありませんが高城さんを当てはめた時、なぜかしっくりきません(笑)
高城さんが持つ趣味、嗜好がそのように感じさせるのかは不明なのですが、ご自身ではどのようにお考えなのでしょうか?
シャツを白シャツにしていく等、シンプルにしていきたいのでしょうか?
ちなみにシンプルという言葉もしっくりきません(笑)
漠然とした質問で申し訳ないのですが、何かご自身のお話を聞かせて頂けると幸いです。
宜しくお願いします!【 A 】
僕は自分自身をミニマリストやシンプルだと思ったことはありませんよ。
そんなカッコいい哲学のようなものはありません。
ただ「楽」(らく)や「心地よい」を追求しているだけなんですよ。
まず、はじめに捨てるのは、モノの前に「固定観念」ですよ!【高城未来研究所『Future Report』 Vol.204】より
高城氏は、ミニマリストを目指している僕に、影響を与えたひとりだ。
僕自身、氏の著作をすべて読んでいるわけではないし、発言をすべて追いかけているわけでもない。
それでも少なくとも僕の知る限り、氏が自らをミニマリストと表現していないことは、このブログでも何度か書いた。
だから、これを読んでも僕は、まったく違和感はなかった。
セルフブランディングできている人に看板は必要ない
高城氏くらいになると、自分のスタイルにネーミングする必要などまったくない。
氏自身がひとつのブランドになっているからだ。
少なくとも氏を知る人にとっては、氏がどういうスタイルで、どういう生活を送っているのか分かっている。
それをわざわざ手垢のついた言葉で表現する必要はないのだ。
同様に、かつては金の亡者と思われた(失礼)ホリエモンこと堀江貴文氏も、今は家すら持たずミニマルな生活を送っている。
そんなホリエモンも、少なくとも動画の中では、自らの生活をミニマリズムと表現していない。
彼ら、自らがブランドになっている人たちには、いかなる看板も必要ないということだろう。
僕には、まだまだ看板が必要だ
しかし僕みたいな無名で市井の人間には、何らかの看板があったほうが理解してもらいやすい。
百万言を費やして説明するより、ミニマリストを目指している、と一言で表現するほうが分かりやすいからだ。
ミニマリストの定義については、いまだにネット上で繰り返し論議されているようだが、あらためてここで述べるつもりはない。
でも細かい基準は別にして、漠然とした共通認識はあるんじゃないかと思うし、それで充分だとも思う。
ミニマリストにしろシンプルライフにしろ、せっかく分かりやすい(?)表現があるんだから、使わせてもらわないとね。
まとめ
そんなわけで、やっぱり僕は当面、ミニマリストを目指している、と表現していこうと思います。
いつかそんな看板が必要なくなるとイイな…