高城剛氏の名著(?)、「LIFE PACKING2.1―未来を生きるためのモノと知恵―」もリリースされて3ヶ月がたった。
もうすでにしゃぶり尽くすほど熟読したつもりでも、まだ見逃しているアイテムがある。
今回はリキッドパックの中に小型携帯用ハサミを見つけたので、入手してみた。
クツワ HiLiNE
僕たちの年代ではマグネット式の筆箱で有名な、クツワ製だ。
刃はよく切れる日本製で、本体も信頼と実績のMade in Japanだ。
クツワ HiLiNEは超小型!
折りたたみ時の大きさは、44×16×13mm。
100円硬貨と比べて見ると、折りたたんだ時の小ささがよく分かる。
厚みは意外とある…
クツワ HiLiNEの使い方
使い方は簡単。
真ん中の白いボタン(スライダー)を、刃先の方向へスライドするだけだ。
カバー部分がそのままハンドルになるため、キャップが別パーツになっていないので紛失する心配もない。
折りたたみ時はしっかり固定されるので、不用意に刃先が飛び出す危険性もない。
クツワ HiLiNEは機内持ち込み可能か?
最近はテロ防止のため、刃物類の機内持ち込みは大きく制限されている。
ただし小型の化粧・裁縫用のハサミは、持ち込みできる航空会社が多いようだ。
具体的には、刃体6cm以下で刃先が尖っていないハサミは機内持ち込み可能としている。
クツワ HiLiNEは刃先が丸く刃渡りも19mmなので、一応機内持ち込み対象になる。
高城氏も紹介していることから、機内持ち込みできるということだろう。
ただし100%可能というわけではなく、特に海外のゲートでは厳しく取り締まられることもあり、日本から持ち出せたものが帰りに持ち込めないということもある。
その場合は最悪破棄する必要になるが、クツワ HiLiNEは比較的安価なので、帰国後に買い直すこともそれほど負担にならないところも利点のひとつだ。
まとめ
小型なので硬いものを切るには適さないが、意外と切れ味が鋭い。
紙や糸などを切るには、必要十分な性能だ。
海外旅行や出張はもちろん、ふだんからバッグに入れておけば、必ず役立つ時があるだろう。
カラーバリエーションが豊富で、キーホルダータイプとボールチェーンタイプがあるので、好みで選択できるところも良い。