愛用しているDenimeのスリムストレートも、5年近く穿いていると、さすがにくたびれてきた。
特に今年の夏は暑く、汗ばむことも多かったので、洗濯の回数も増え色褪せも激しい。
くたびれたり色褪せしたりするのが、ジーンズの魅力ではあるんだけど、40を超えたオッサンが仕事用に穿くには少し問題があるだろう。
ということで、秋に向けて新しいジーンズを手に入れることにした。
条件は3つ。
(いつものように…)黒であること、スリムあるいはタイトストレートであること、そして綿100%であることだ。
今回、苦労したのが最後の条件、綿100%だ。
スリムのブラックジーンズは色々あるんだけど、そのほとんどがポリウレタン数%混、つまりストレッチジーンズだ。
ストレッチジーンズも穿いたことはあるんだけど、どうも頼りなくて下半身がシッカリしない。
ヤッパ、ジーンズはガッシリした綿100%が好きな昭和生まれだ。
そんな中、見つけたのがLevi’s501CTだ。
Levi’s501CTとは
501は言うまでもなくジーンズの原型。
現在発売されているジーンズのほとんどが、501のレプリカといってもイイんじゃないかな。
当初はワークウエアだったので、シルエットも太かったんだけど、年代を追うごと普段着向けに修正され、今ではスタンダードなストレートジーンズになっている。
そんな501を文字どおりカスタムしたのが、Levi’s501CTだ。
CTとは、カスタマイズド(Customized)&テーパード(Tapered)。
つまり、テーパードに(裾に向かって細く)改造した501ということだ。
501を自分で細身にカスタムする人が多く、それならということでLevi’s自身が発売したらしい。
実は僕自身もDenimeの66モデルを細身にカスタムして穿いていたことがある。
Levi’s501CTの着用感
腰周りはストレートっぽく、股上の深さも普通で、スリムジーンズのような過度なピッタリ感はない。
だからポケットも使いやすく、iPhoneを入れても窮屈な感じはせず、うっかり座った時も変形させてしまうっていうこともなさそうだ。
ポケットを駆使する手ブラリストの僕にはうれしいことだ。
腿あたりまではストレートジーンズの余裕があるけど、膝あたりからテーパードがかかり、裾幅はけっこう細い。
ゴツいハイカットのスニーカーやブーツは、裾に収まらないだろう。
ただ、膝あたりまでは余裕があるので、綿100%のノンストレッチにも関わらず、動きにくさはほとんどない。
スリムなど細身のジーンズが苦手な人でも、履きやすいんじゃないかな。
まとめ
僕が買った501CTはブラック。
生地は縦糸も横糸も黒いので、綾目が見えない完全な黒だ。
ボタンやリベットも黒くコーティングされていて、ステッチも黒いので、まさしく漆黒だ。
レザーラベルとレッドタブだけが別色なので、とりあえずレザーラベルだけ外した。
シルエットは適度に細くなく、履き心地も悪くない。
なかなかロックでサイバーな感じがして、けっこう気に入っている。
でもコレって、もはや501じゃないよな…