かねてから発売が噂されていたSONYのAndroidスマートフォン、Xperia Zシリーズの最新機種、Z5が発表された。
Z5シリーズは全部で3機種。
中心機種となる「Z5」と5.5インチの4Kディスプレイを搭載した「Z5 Premium」、そして4.6インチディスプレイの「Z5Compact」だ。
小型スマートフォン好きの僕としては、当然Z5 Compactが気になっている。
詳しく見てみよう。
Z5 Compact
スペック
ディスプレイ:4.6インチHD
CPU:SnapDragon810 8コア
GPU:Adreno430
RAM:2GB
ストレージ:32GB
背面カメラ:23MP
全面カメラ:5.1MP
バッテリー:2.700mAh
サイズ:127x65x8.9mm
重さ:138g
雑感
やっぱり気になるCPU。
SnapDragon810はZ4にも使用されていて、使用中に端末が発熱し(50℃近くなったという情報も)、そのためバッテリーの消費が激しかったらしい。
今回Z5シリーズでの使用にあたり、熱問題は解決されているというが、ホントかな。
実際のところは使ってみないと分からない。
比較的評判が良かったZ3compactと比べ、筐体は若干大きくなって重くなった。
内外ともカメラは大幅に強化され、指紋認証も搭載されたが、逆にいえばそれくらいで特筆すべきスペック差はなさそうだ。
また、Z3ユーザーの評判が良かったマグネット式充電端子は、Z4に引き続き今回も搭載されていない…
現時点で国内の販売価格は発表されていないが、欧州のSONY直販サイトでは、£429.00なので約77.400円(2015/9/5現在)。
当初は10万円超えの噂もあったので、それからすると安くはなったものの、スペックを考えるとまだ高いな、と思うのは僕だけだろうか。
それにしてもスマートフォンって、高くなったよね…
まとめ
当然Z3compactと比べ、少なからずグレードアップはされてはいるものの、カメラ性能以外は体感できるほどの違いはなさそうだ。
Z3compactのユーザーの話を聞いても、現状では性能自体に特に不満はないみたい。
そういう意味ではZ5compactが発売され、Z3compact(中古白ロムも含めて)の価格が下がるのであれば、そちらのほうが狙い目になるかもね。
Z4は、compactモデルがなかったことと、SnapDragon810の発熱問題で端末自体の評判が良くなかったこともあり、Z3compactが大きく値崩れすることはなかった。
実際の動向は、Z5compactが発売されてみなければわからないけど、価格が下がるようなことがあれば、あえてZ3compactという選択肢も大いにアリだろう。
そういう僕は、9月の末に発表されるという、Nexusシリーズ待ちだ。
といっても、新型Nexusを買うつもりはなく、モトローラー製の現行Nexus 6がさらに値崩れするようなことがあれば、これの購入を検討したいと考えている。
iPhone 5sもそうだったけど、最近は新機種が発売された時点で値下がりする前機種を購入することが多くなったな…