2015年12月9日、VAIOはVAIO S11を発表した。
11.6インチのタッチ非対応ディスプレイを搭載したノートパソコンで、そのサイズやスペックから、ライバルはAppleのMacBook Air 11inchであることは想像に難くない。
VAIO S11 vs MacBook Air 11inch
単純にスペック上は、やはり後発のVAIO S11の方が、すべてにおいて少しずつ上回っている。
これだけでもMacBook Air 11inchを意識して開発されたであろうことが伺える。
ボディーはガラス繊維入り強化樹脂をベースとし、150kgf加圧振動や90センチ落下などの、ハードな試験をくぐり抜けた強靭な剛性ボディだ。
現物は見ていないが、画像を見る限りにおいては、樹脂製を感じさせない高級感ただよう質感に仕上がっているようだ。
USB3.0が2ヶ所にType-C、SDカードスロットなどインターフェイスが充実しているだけでなく、有線LAN端子やアナログRGB出力端子まで備えている拡張性の高さは、ビジネスシーンでも過不足なく活かされるはずだ。
さらにsimフリーのLTEに対応していることも、VAIO S11の特徴だ。
モバイルにおいて、ルーターやスマートフォンのテザリングを介さず単独で直接ネットに接続できることは、大きな強みといえるだろう。
最高スペックのモデルを選べば20万円を超えてしまうが、それに見合うだけの性能と質感を備えたVAIOといえるのではないか。
まとめ
久々にVAIOの本気を見た気がする。
ネット上の評価も概ね好評だ。
額面どおりの性能と質感であれば、買って損のない一品といって良いだろう。
でも個人的には、VAIOにはWindowsではなくオリジナルのOSを開発して欲しいと思っている。
確かにWindows10は優秀なOSだと思うが、やはり借り物は借り物、Appleのように独自OSのVAIOを見てみたいな。
そうすれば、どんな不完全なOSでも、僕はVAIOに乗り換えるよ…
まぁムリだろうな…
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