僕はここ数年、サイフを使っていない。
紙幣はヘアゴムでまとめたり、ダブルクリップで留めたりしている。
数枚から数十枚までしっかり留めてくれるので、マネークリップはダブルクリップで充分!
硬貨はパンツのポケットにそのまま入れている。
しかし、それも面倒だし邪魔になる。
できれば硬貨はもちろん、紙幣も持ちたくない。
現金を持たない、サイフを持たない生活は可能だろうか!?
クレジットカード
現金以外の決済の代表格といえばクレジットカードだ。
最近はほとんどの店で使えるし、少額決済ならサインも暗証番号も不要なところも増えた。
しかし、まだまだ使えないところもあって、特に飲食店などでは夜は使えるのに、昼のランチは使用不可というところも少なくない。
利益率の低いランチにとって、数%のカード手数料もバカにならないのは理解できるが、これはカード会社との契約違反になる。
その場でカード会社に連絡すれば店側に指導してくれるようだが、1,000円程度のランチでそこまでするのもね…
イヤな思いをしないためにも、ランチもクレジットカードを使えるか確かめて利用する必要がありそうだ。
IC(電子マネー)カード
nanacoやWAONなど大手チェーンストアグループが発行しているものもあるが、僕が使っているのは交通系ICカード「PiTaPa」だ。
PiTaPaの特徴はポストペイであること。
ポストペイは先払い式のプリペイドとは逆(?)に、クレジットカードのように決済時に払う後払い式だ(したがって利用には審査が必要)。
あらかじめチャージする必要もないし(JRなど一部路線使用時にはチャージが必要)、使った分だけを支払うのでムダもない。
本来は京阪神を中心とするJR以外の私鉄、地下鉄、バスエリアで利用できる交通系ICカードなので、駅構内の売店や自動販売機などでも使用可能。
また、対応する電鉄会社などが経営、運営に参加している駅周辺のショッピングセンターでも使えるところが多い。
決済時に専用端末にカードを翳すだけなので、利用も簡単だ。
ただし、沿線エリア外の店舗で使えるところがほとんどないのが欠点だ。
Apple Pay
iPhone 7/7Plusから日本国内でも利用が可能になったApple Pay。
対応しているカードも増えてきたので、使える店舗も増えてきている。
事前にApple Payに各カードを登録しておくと、基本的にIDやQUICPay加盟店、Suica加盟店ではほぼ使用可能だ(一部使用不可店あり)。
したがって大手コンビニやショッピングセンター、マクドナルドやロイヤルホスト、松屋やすき家でも使える店舗が多い(吉野家で使えないのが残念!)。
これからも対応するカードが増えてくるだろうし(個人的にはPiTaPaが対応して欲しい…)、使える店もさらに増えるだろう。
サイフは忘れてもiPhoneは忘れない、という人も多いはず。
今後、中心に使っていきたい非現金型決済システム(?)だ。
まとめ
とはいえ現実的には、まだまだ現金を持たない生活は難しそうだ。
飲み会の会費は現金だし、割り勘の場合も現金だ(細かい人だと1円単位で計算してくれる…)。
LINE PayやiOS11で可能になるといわれているiMessagesでの個人送金などがあるものの、まだまだ一般的には敷居が高い。
真のミニマリストのように、そんな付き合いは切ってしまえばイイのだけど、ふつうの社会生活を送る身としてはそうもいかない…
また、iTunesカードなどのプリペイドカードやビール券などの金券類、ハガキや切手、印紙なども現金でないと買えないところが多い。
現時点では、基本的に現金は持たず、万が一のために高城式カードケースに1万円札を忍ばせておく、というのが実際的かもしれない。
結論、サイフを持たない生活は近づいてはいるものの、まだまだ完全ではない…
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