僕はかつて、Bluetoothキーボード(ケース)を使って、iPad miniでブログなどの文章を書いていた。
MacBook Airは、iPad mini + キーボードケースに取って代わられるのか!?
しかし思うところがあってBluetoothキーボードを止め、ソフトウェアキーボードを使うことにした。
iPad(mini)でソフトウエアキーボードを使いこなすための、4つの工夫
ソフトウェアキーボードにも慣れて、このブログの文章くらいであれば(1000〜1500文字前後)苦労なく入力できるようになった。
しかし、それ以上の文字数になると、やはりハードウェアキーボードの方がストレスなく入力できる。
できれば時と場合でソフトとハードのキーボードを使い分けたい。
小型軽量でグレゴリーのアセンドテールメイトに入れておいても邪魔にならないモバイルキーボードはないか。
そう考えた時、僕の選択肢はひとつだった。
以前このブログでもご紹介したことがある、MicrosoftのUniversal Foldable Keyboardだ。
開封
本体と同じく、コンパクトなパッケージ。
ちなみにパッケージのフタは、マグネットで留められているという、無駄に凝った造りだ。
フタを開けるとこんな感じ…
内容は、本体・マニュアル・充電用のmicroUSBケーブル。
携帯時。
使用時。
僕が購入したのは並行輸入のASCII配列版なので、ひらがなのプリントはない。
右側面上部に、充電用microUSB接続端子がある。
ペアリング
並行輸入版を購入したので、マニュアルに日本語がなかった…
ペアリングの方法はネットで調べるしかないか、と思っていたら、その必要はなかった。
パッケージの裏蓋に表記されていたからだ。
イラストで描かれているから、英語が分からなくても大丈夫だ。
左上のある端末キー(?)の1か2のどちらかを3秒間長押しすると、Bluetoothマークが点灯する。
次に右上のOSローテーションキーを、ペアリングしたいOSマークが光るまで押す。
端末がUniversal Foldable Keyboardを認識すると、6桁の数字が表示されるので、キーボードで入力し[Enter]。
これでペアリング完了だ。
端末キー1と2に、それぞれ異なる端末・OSを登録することができる。
Microsoft Universal Foldable Keyboardの良い点
小型軽量!
携帯時の折りたたんだ状態で、125×146×10.5mmで180g。
バッグはもちろん、ジャケットのポケットにも入れておける大きさ・重さだ。
CDケースとほぼ同じ大きさということなんだけど、全部処分してしまったので手元に比較できるCDケースがない…
ちなみにiPad mini 2と比べるとこんな感じ…
ほぼフルサイズのキーボード!
開くと、ほぼフルサイズのキーボードになる。
MacBook Air 11inchと比べてもこんな感じ。
モバイルキーボードにありがちな窮屈さはない
マルチOS対応!
Windows・Android・iOSの3つの主要モバイルOSに対応。
また、2台の端末とのペアリングを登録でき、キー1つで切り替えることが可能。
AndroidとiOS端末を使い分けているギークには、最適なモバイルキーボードといえるんじゃないかな。
開閉でオンオフ!
入力キー以外にスイッチ類はなく、キーボードの起動終了は本体の開閉で行う。
開けば自動的に起動してペアリングした端末に接続する。
閉じれば電源が落ちてペアリングも切れるから、電源を切り忘れて無駄にバッテリーを消耗する危険性はないぞ。
また、磁力でけっこうしっかり閉じるので、バッグの中などで勝手に開くことも少ないだろう。
防滴機能!
撥水加工のキーセット・素材を使っているので、水濡れに強い。
カフェでうっかり飲み物をこぼしても、すぐに対処すれば大丈夫だ。
Microsoft Universal Foldable Keyboardの気になる点
キーボードの中央に溝が…
構造上仕方ないことではあるが、中央に溝がありキーボードが左右に分断されている。
一部のキーがイレギュラーな大きさ・形…
小型のモバイルキーボードにありがちなことではあるが、一部のキーの大きさや形が変則的になっている。
特に中央の溝を挟んでT・G・H・Nのキーが他のものより大きくなっている(特にTとN)。
またスペースキーが真ん中で分断され、左右2つになっている。
真ん中の溝と合わせて変則的なキーの大きさは、ブラインドタッチをする人には多少の慣れが必要になるかもしれない。
平らなものの上でないと使えない…
開いた時にストッパーなどはないから、膝の上などでは使えない。
デスクやテーブルなどの上に置いて使う必要がある。
通勤電車の車内などでは、ソフトウェアキーボードを使うようにしよう…
黒と思ったらグレーだった…
ネット上のほとんどの画像を見ると、本体は黒に見える。
しかし実際には濃いグレーだ。
まぁ、特に問題はないんだけど…
まとめ
iPad mini 2と組み合わせると、こんな感じ。
iPad mini 2は専用のケースを使って立てかけている。
キーストロークは浅めだけど、MacBook Airに近いので違和感は少ない。
変則的なキーの位置と大きさも、僕は完全なブラインドタッチではないので、それほど困ることもなかった。
まだ使い始めだけど、今のところは快適だ。
しばらくこれで試したいと思う。
それにしてもMicrosoftのPC周辺機器のデザインって、悪くないんだよね…
僕が購入した並行輸入のASCII配列版。
並行輸入版の値段も少し落ち着いてきたので(円高の影響?)、国内版と数百円の差くらいだ。
たまに国内版より安いものも出品されることもあるので、こまめに覗いてみてもイイかもしれない…