「脱ゆとり教育」ということで、最近の教科書は厚く・重くなっているという。
教科書の他に副読本、体操着や給食袋を含めると、小学生の通学時の持ち物は平均5〜6kgにもなるという。
これにランドセル自体の重さ、人工皮革で約1.2kg、天然皮革で1.5kgを加えると、さらに重くなる。
これを解決しようと、富山県立山町が依頼して造らせたのが「One-Pack(腕白?)」。
造ったのは大阪のアウトドアメーカーmont-bell(モンベル)だ。
mont-bell「One-Pack」
サイズは、高さが350mm・横幅が250mm・奥行きが165mmで、A4サイズのファイルが入る大きさ。
ラップトップパソコンやタブレット端末も収納可能だという。
そして重さは1kgを切る、約930g。
素材は、840デニールナイロンに防水加工を施した生地。
汚れにも強く、経年劣化しにくい素材だという。
収納部分は3ヶ所。
背中に近いところは、ラップトップパソコンやタブレット端末か。
一番外側には、タオルや小物を入れる感じ。
そしてメインの中央部分は、2ヶ所のジッパーを同時に大きく開き、教科書などを収納することができる。
両側面には、それぞれフックもあり、給食袋などを吊り下げることも可能。
左右のショルダーストラップにもDリングがあるので、もしもの時の防犯ブザーを吊り下げておけば安心だ。
また背面と左右のショルダーストラップには、リフレクターがあるので、帰りが遅くなった時の安全性も考慮されている。
さすがのアウトドアメーカーmont-bellだ。
まとめ
前述のようにOne-Packは、富山県立山町が依頼して造らせたもの。
しかし2022年12月中頃から、全国のモンベルストアとモンベルオンラインショップで一般販売されるという。
カラーは3色展開を予定しており、価格は14,850円(税込)。
平均で4〜5万円から、10万円以上するものもあるという一般的なランドセルより、ずいぶん安価だ。
しかも軽くて汚れにくく頑丈となれば、子供には十分だろう。
いや、大人も使いたい人は少なくないはずだ。
そういう僕も、サイズが合えば購入を考えている(ショルダーストラップの長さが問題…)。
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