かねてからの噂どおり、新型iPad(第10世代)が発表された。
前機、iPad(第9世代)とは、ほとんど別物のようにみえるが…
iPad(第10世代)のiPad(第9世代)からの変更点
- ディスプレイが10.2インチから、10.9インチ(ほぼ11インチ?)に
- 表面にホームボタンがなくなり、側面にTouchIDを兼ねた電源ボタン。
- 端子がLightningから、USB Type-Cに。
- CPUはA13からA14に。
- リアカメラが800万画素から、1200万画素に(場所も短辺から長辺に移動)。
iPad(第10世代)の残念な3点
概ね事前のリークどおりのスペックではあるが、発表後に分かった残念な点もある。
高価!
iPad(第9世代)は49,800円からだが、iPad(第10世代)は68,800円から。
しかも第9世代は、発売当初は39,800円からだった。
円安や世界情勢の影響もあるだろうが、教育用廉価版として使われることが多い無印iPadで、7万円弱は少し高いように思う…
黒がない!
展開カラーは、ブルー・ピンク・シルバー・イエローの4色。
iPadシリーズの定番色(?)ともいうべき、スペースグレー(黒色)がない。
これは個人的な残念ポイントではあるが、前にも同じようなことがあったぞ、と思ったらiPhone 5cだった。
iPhone 5cも、ホワイト・ピンク・イエロー・ブルー・グリーンと、iPad(第10世代)と同じようなカラー展開。
iPhone 5cみたいに “失敗作” といわれなければ良いけど…
Apple Pencil第1世代対応!?
これが今回1番のビックリ残念ポイント。
Apple Pencilが第2世代ではなく、第1世代のみ対応するという。
在庫処分なのか、ワイヤレス充電機能を付けると、iPad(第10世代)の価格がさらに高くなるからなのか。
問題はApple Pencil第1世代の充電の方法。
本来Apple Pencil第1世代は、Lightningメス端子で同期・充電する。
しかし第10世代はUSB Type-C。
そこで「USB-C – Apple Pencilアダプタ」という、妙なものを造って同期・充電させるようだ。
それなら第10世代も、Lightning端子のままで良かったのではないか(iPhoneが未だにLightning端子だし…)…
まとめ
僕は現在iPad mini(第5世代)を使っている。
iPad(第10世代)がリークどおりなら、購入しようと思っていたのだが前述3点を理由に見送ることにした(何より黒がないのが大きい)。
今さら値上げされたiPad mini(第6世代)を買うのも何だし、しばらくはiPad mini(第5世代)を愛用していこうと思う。
てか性能的にも、これで十分なんだよね(Amazon Fire7でもイイかも…)…