三度の飯よりサイバーパンクが好き!
というわけで(?)Netflixで観る、僕が好きなサイバーパンクアニメ3作品を紹介しよう。
攻殻機動隊 SAC_2045
言わずと知れたサイバーパンクアニメの金字塔、攻殻機動隊。
これは神山健治監督の、SAC(STAND ALONE COMPLEX)シリーズだ。
今までの手描きアニメとは違い、今回はモーションキャプチャを使ったフル3DCGアニメーション。
個人的には3DCGアニメーションは好きではないのだが、神山監督のSACシリーズなら観ないわけにはいかない。
前作(2004年)から時代はさらに進み、現実世界でもドローンや仮想通貨、AIなど新しいサイバーパンク用語(?)が登場している。
これらを踏まえて展開される、新しい攻殻機動隊 SACは、サイバーパンクファンのみならず、SFファンやアニメファン必見の作品といって良いだろう。
サイバーパンク エッジランナーズ
人気ゲームcyberpunk2077を原作としているアニメ。
▷ サイバーパンクファンが今(これから)買うべきゲーム3選【悲報:追記あり】
監督は「天元突破グレンラガン」や「キルラキル」の今石洋之氏、アニメ制作は同じく「キルラキル」や「SSSS.GRIDMAN」のTRIGGER。
ネット配信ということで、暴力表現や性描写もあるので、15禁になっている。
だからテレビアニメでは観られない、ブッ飛んだ内容になってるぞ。
世界観はゲームそのもので、ロケーションの再現度が高く、ゲーム内でアニメの聖地巡礼をすることもできる。
ゲーム内のイベントで、アニメの主人公デイビッドが着る黄色い上着「デイビッドのジャケット」や、レベッカのショットガン「カーネイジ GUTS」を入手することも可能。
ゲームcyberpunk2077を楽しんだ人は、必見のアニメといって良いだろう。
アニメを観てから、もう一度cyberpunk2077をプレイすれば、楽しさは2倍だ。
地球外少年少女
サイバーパンクアニメの傑作「電脳コイル」の磯光雄監督の、実に15年ぶりとなる作品。
それだけでもう必見だ。
これが、今回Netflixに加入した1番の目的だ。
作品のテーマは「宇宙」と「AI」。
主要登場人物は今回も子供。
良い意味で「電脳コイル」のイメージを残している。
とはいえ、「電脳コイル」は小学生、「地球外少年少女」は14〜15歳なので中学生と少しだけ成長している(?)。
主人公の登矢が使う球体型ドローン ダッキー(正式名称 ダークネスキラー)が電脳コイルのキュウちゃんそっくりだし、ライバルの大洋が使うドローン ブライトは2.0そっくりで、このあたりも「電脳コイル」を受け継いでいそうだ。
劇場版では前編と後編に分かれており、前編は彗星と衝突し機能不全になった宇宙ステーションでのサバイバル、後編はAIと交信しながらの宇宙ステーションからの脱出劇といったところか。
彗星を地球に衝突させるというのは「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」を思わせるし、リミッターを外してAIと交信するのはウィリアム・ギブソンの「ニューロマンサー」を彷彿とさせる。
そういえば磯監督は作画監督として「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に参加していたっけ…
▷ ウィリアム・ギブスンの初期スプロール3部作がKindleで読める時代に感謝!!
また、登場する企業名は、インターネットから発展した米国の大手IT企業がディーグルだったり、簡易宇宙服を造ってる日本のアパレル企業がオニクロだったりするのも(ロゴもそっくり!)楽しい。
そして、何といっても磯光雄監督の良いところは、観終わった時の気持ちが良いところだ。
途中はドキドキするが、最後は安心させてくれる。
さて、次の磯監督作品は何年後になるのだろうか。
10年後か15年後か、それ以上か…
とりあえず楽しみに待つことにしよう。
というわけで(?)もう1度、Amazonプライムビデオで「電脳コイル」を観るか…
▷ Amazonプライムビデオで観る!個人的オススメのサイバーパンクアニメ5選【テレビアニメ版】
まとめ
僕が常時契約しているVODサブスクリプションサービスは、Amazonプライム・ビデオだけだ。
配送料無料で着日時間指定もできるAmazonプライムに加入すれば、自動的にプライム・ビデオの会員にもなる。
以前はNetflixやHuluとも常時契約していたのだが、重複している作品もあるし、どう考えても全作品観るだけの時間がない、ということでAmazonプライム・ビデオ一本に絞った。
観たいオリジナル作品などがたまった時に、1ヶ月限定でNetflixやHuluに加入し、観たい作品をすべて観たら解約するという方式(?)をとっている。
そんなわけで、今月はNetflixを堪能する予定だ。
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